住む世界が違うのか
2018.05.13 00:34
先週から東京で法学研修を受講しています。
一回目は憲法でした。
憲法の人権、統治というものを教科書どおりに
学んでいく、ということだと思い込んでいたら、
大いに違っていて、うれしい誤算でもありました。
講義は主に平等原則にスポットを当てて
そこから、今のタイムリーなテーマである
ジェンダー・バイアスにまで広がっていくものでした。
ジェンダー・バイアスというのは
性差についての歪んだ見方、
性別の差に基づく偏見、ということになろうかと思います。
今話題になっているセクハラの問題なんかも
ジェンダー・バイアスがあることによって起きていますし
LGBTの方の人権保護についても
ジェンダー・バイアスが邪魔して解決が進まない、
ということになると思います。
講師の先生は
過去の判例に、いかに女性差別に偏ったものがあったか
をご紹介されたうえで
法専門職がジェンダー・バイアスをもつと
国民は司法への信頼を失っていき
ジェンダー・バイアスが再生されていく危機についてお話しされました。
そして社会保険労務士も法専門職の一員であるとして
ジェンダー・バイアスが人権侵害であることを
自覚してほしいと呼び掛けていました。
すごく勉強になりました。
これからも外国人の方の人権なども含めて
人権侵害につながるような思考回路を自分が持っていないか、
持っているところをどう修正できるか、どんな対応ができるか、
常日頃から自分の意識や行動をチェックしていきたいと思います。
三浦 美佐子