No.35 セレクトシリーズ メガルカリオ
【全国図鑑No.0448M】【タイプ:かくとう・はがね】
ルカリオのメガシンカ形態。
格闘能力や波導の力がより強化、
全身のラインはあふれ出したエネルギーが全身を駆け巡ることでできたもの。
新アニメ「ポケットモンスター」では、
サトシのルカリオがメガシンカ。切り札として多用された。
発売日:2014年6月28日
価格:950円(税抜き)
シール数:49枚
元記事:「タガネのポケプラジャーニー2017」Report38
「はどうポケモン」のルカリオ。その「メガシンカ」形態が、メガルカリオだ。
・・・「メガシンカ」。キーストーンとメガストーン、トレーナーとポケモンが2つの石を持つことによってなし得る、「キズナ」の進化だね。メガシンカエネルギーはポケモンに作用し、バトル中のみ一時的にさらなる進化を遂げるんだ。
メガシンカエネルギーは強力で、ポケモン達の姿も変えてしまう。メガルカリオの場合は、全身に駆け巡った波導のエネルギーが線となって現れる。毛なども伸びるよ。
攻撃力の上昇は無論のこと、波導の感知能力も強化できると言われているんだ。
※現在ゲームのポケモン図鑑では「波動」ですが、今回はアニメ・映画の「波導」で統一しました
「XY」編の本領、メガシンカ編に突入した2014年当時のポケプラ。
一部紹介時には「メガシンカシリーズ」とも呼ばれた彼ら。ポケプラとしてはセレクトシリーズと同様です。計4種+各種セット箱が発売されました。
その第一弾は、発売当時ちょうどアニメでも活躍していたメガルカリオ。パッケージもアニメ「XY」での初メガシンカ時を意識です・・・あのときは暴走してしまっていたけれど。
ランナーは3枚。
後に発売されるリオル&ルカリオではブリッジを多用しており、こちらの方が当然ながらシンプルです。
メガルカリオは全身のグレーのラインが特徴的であり、2020年以降の仕様でも分けられなさそうな難しさ。シールの量は色分け・穴埋めともに大量です。
頭の成形色は一色。目部分と模様部分のシールは分かれていません。
このふさなど、当時は1パーツ成形で肉抜き穴があるパターンが多かったよね。
足のシール。とげ、肉球、朱色部分がシール。
太もものラインは2枚ずつに分かれています。
貼り終えるとこんな感じ。
シールを貼らずに。尻尾の毛の下にボール式のポケプラスタンドで立たせます。
公式イラスト準拠で、頭後ろのふさはたなびき気味です。可動も一応可能ですが、挟み込み式で倒すことができません。肉抜きはシールで埋めます。
白部分などの色分けがないためこんな感じですが、「メガシンカシリーズ」でもたらされたのはさらなる可動範囲の向上でした。
つい一年前は連動可動を売りにしていたとは思えないほどによく動かせます。
メガバシャーモでは要改造の肩もここまで上がります(リミッターがない)。
完成前後。
分けの大半はシールで再現するほか、目を「はどうだん」や公式イラスト準拠にするための表情つき目が付属(本来の目シールの上に貼る)。
そう何度も貼れるものではないので軽く…
ポケプラアクション(可動)は頭・ふさ(外・中)・肩・肩リング部分・肘・手首・腰・腰青部分・腿・膝・スタンド部分のボールジョイント。言うなればほぼ全てです。
「ダンボール戦機」「妖怪ウォッチ」などのレベルファイブ主導プラモデルにも影響されたのでしょうか。それとも格闘タイプだったからでしょうか。
全身の完全フル可動については、のちにメガバシャーモにも受け継がれます。
横から。そのままでは自立しません。
首の毛の都合でふさが若干上がちだったり、動かしすぎや経年が怖いですが可動域としては十分でしょう。
はどうだん目&リオルカ付属の「はどうだん」を使えば完全な形になります。
おまけピカチュウと「ポッ拳」風に。
3ミリ穴を開ければ「ボーンラッシュ」も再現可能。
箱・再販など
ポケプラの中では当時は随分と革新的だったなぁ。発売日に2個買ったなぁ・・・
箱バリエーションは「XY」・「サン&ムーン」赤箱・汎用・新アニポケ後期。「XY」メガシンカ勢を示す専用ロゴは「サン&ムーン」赤箱まで変わりありません。
「XY」最後の再生産であった2015年9月ののち、2017年7月には「サン&ムーン」箱で再生産。案の定瞬殺。映画「キミにきめた!」には通常のルカリオが出演していましたし。
2019年7月再販分で青バンダイ化。メガシンカマークは外れ、代わりに汎用ロゴが置かれる形となりました。対象年齢表記も追加。
その後はより組みやすくなったリオルカが中心となりましたが…「新アニポケ」ではサトシ最強戦力の一つとして登場、2021年12、2023年2月に他のメガシンカシリーズと一緒に後期箱で再販。
バーコード面レイアウトが変更され、ゼル・イベの紹介が縮んでいます(縮小されただけで内容は変わりなし)。
再版は総じて瞬殺、のちの2020年には「再挑戦」とも言えるリオル&ルカリオを発売させることになります。
造形は新規、大まかな可動は本作を継承。シール枚数は(リオルの背面を除けば)大幅に少なくなり、プロポーションや色分けについては比較のしようがありません。
なお、メガシンカ前後で身長についてはほぼ変わりません。
セット箱はメガバシャーモと「ポケラマはじめようセット」が存在。現状購入していない(レビュー不可)セット。
ポケラマがペーパークラフトで付属、メガシンカシーンなどを楽しめます。
改造
ルカリオ(コルニのルカリオ)(2014.7)
買ってからすぐにこちらも思いついていたのでした。