第244話:カーリヤ蛇の歴史(8):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
2018.05.13 23:05
ヴリンダーヴァナの住民たちが目を覚ますと、
森を燃やしている危険な大火に
非常に動揺しました。
彼らはクリシュナに保護を求めました。
主は至上主であり、
スピリチュアルなエネルギーであり、
普通の人間のように現れているだけなのです。
ヴリンダーヴァナの住民たちは言いました。
「クリシュナ! クリシュナ!
すべての富の主人よ!
ああラーマよ!
無限なる力の持ち主よ!
この最高に恐ろしい炎が
あなたに身を捧げる私たちを
まさに飲み込もうとしています!
主よ。
私たちはあなたの真の友人であり
身を捧げています。
どうかこの死を免れないような炎から
私たちをお守りください。」
私たちは決して、
すべての恐れから救出してくださる
あなたの蓮華の御足を離しません。
身を捧げる者たちが非常に動揺しているのをみた、
宇宙と無限の力の主人クリシュナは、その恐ろしい森の火事を
飲み込んだのでした。
つづく
(10巻17章22-25節:17章おわり)