文字式領域の重要性。

中学準備講座は、文字式による

立式の内容を終えました。

来週以降は緩やかに

等式の内容に入りつつ、

難問をリストしたプリントを

配布して研究してもらいます。

文字を数量とみる、という

トレーニングはとても重要で、

その後の方程式、関数の

仕上がりを占う内容です。

毎年指導はこのあたりで

急激にペースダウンし、

方程式よりもむしろ

文字式による数量化、

等式の作成のところに

最も重きをおいて

指導をしてゆきます。

ここを使いこなした子は

とりあえずは中1の2学期半ば

まではつまずくことが考えられず、

それほどの破壊力をもつ領域です。

準備講座として、ここを完全に

完成させられれば上々の仕上がりです。

最終的に与えるのは全国最高ランクの

問題群です。

今与えられているものがどういう

レベルなのかが分からないうちに、

純情な子たちに多くを叩き込む。

それも、できるだけ上質な

良問によって、です。

学校で与えられることを、

ひいては、塾で与えられることですら

神格化しない、自分で、

見聞きしたことを全て受け止めて

吸収してゆく、全て！

そんな、加速度を持つ子どもに

みんな、育っていって欲しいと

いつも思っています。