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スタイル作るときに大切な「ねらい」

2018.05.14 23:45

SNS映えがかわいい。


突然ですが、そう思っています。


ネットも入り組んで来てますね。

美容室探しは99%スマホでする、という時代です。


その中で目を引くものは、

『メッセージ性の高いもの』


作り手のねらいや、意図がふんだんに伝わってくるコンテンツには人の心が動きます。


直接見たり感じたりするものではなく、写真や映像を通して人の心を動かす。

これが「映え」という現象なのか。


天気の悪い日にハワイの綺麗な海で写真を撮っても

こんな感じです。

心動いた人、たぶん3%くらいですか?笑

映えません。心踊らないですもんね。


実際、目の前にこの景色あるとテンション上がるんですけどね。


さて、こちらはどうでしょう。


心動いた人70%くらいになったかな?

『映え』させてみましたよ。


雲なんかは素人の技術ではきれいに消えませんが、青い海、白い雲、きれいな砂浜。

行ってみたくなりましたか?


これ、美容室や美容師さんがやってることにも応用できます。


これ撮って出しです。

仕上がって即座撮らせていただいたもの。


この時点で『映え』評価も狙ってるので、「あえて」巻きで仕上げました。


ちょっと大げさです。

これが『映え』スタイルです。


作り手の「ねらい」、『集客』です。

目にとまる、心が動く、そんなわけでフォロワーも多くブランディングとしても成功しやすい。


いや、まさに、時代に沿った『映え』スタイル。


一方サロンでは、、、(田中の場合)

本来は巻きで仕上げないことの方が多いです。

巻かない理由は、お客様が持ち帰ったスタイルの「扱いやすさ」を仕上がりの段階で実感していただきたい。熱による褪色を抑えたい。など、そんな理由があります。


「毎月サロンに来るのがベストです!」


へ?って思います。

それは本当にお客様のことを考えて言ってる?


「できるだけ手を入れずに過ごすことのできるスタイルを作る」


この一点。

その方が3〜4ヶ月のスパンで考えると、わざわざ1〜2時間の時間を削ることができるし、経済的でもある。


近所のスーパーには、まもなく賞味期限の切れる商品は安く売られています。

カットやカラー、パーマ、トリートメントにおいても同じ考え方をしましょう。


“長持ちするから安くない”


そのためにはプロのブロー技術がとてもたいせつで、その上でミリ単位の修正が肝心だったりします。


ね。

『映え』ない。

つまんないかもですね。


でもでも、この方、カットは4ヶ月ほどしなくてもずっときれいですよ。


これからトレンドやニーズも少しずつ変化し、「映え」るスタイルも、すこしずつ移ろいで行くでしょう。


ユーザーの目が肥えてきて、「あ、映えさせてんな」ってなる日も遠くないような気がしてます。


・切りっぱなし系カットライン

・グレー系助けるカラー

・巻き髪(波)


この3点やっとけば「いいね」増えますよ。

って誰かに言われたな。


お客様が思う「しあわせ」の形を、僕らが見失うわけにはいかない。


次回、ご来店時にどこまで整っているか、そこで戦わなくてはいけない気がしております。