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台湾いとしこいし

2022年2月深澳~八斗子~基隆~台北サイクリング⑧基隆の史跡と美味しいものに寄り道。

2023.03.05 02:36

潮境公園を後にしたがぁこさん。

体力はまだまだ余裕があるようなので、このまま自転車で台北を目指す。

いつものMRT南港駅まで行けたらベストだけど、もし途中で辛くなったら台湾鉄道五堵駅から電車で帰ればいいし。

まずは基隆港まで行ってお昼ご飯ね。

潮境公園から2号線道路へ下る途中にY字路がある。先ほど上ってきたときに通った道は潮境公園を背にして左側で、八斗子駅方面に行くならこちら。いまは基隆港方向に行くので右に進む。

といってもそんなに距離に差があるわけではない。港の内側を通る道から長潭里漁港を違う角度で眺められるのと、国立海洋科技博物館へ行くのに若干近道なだけだ。

が、国立海洋科技博物館でひとつ遺跡に立ち寄ってみよう。


それがこちら、「遺址廣場」。

建物のほんの一部分だけしか残っていないが、これは日本統治時代に建設された台湾電力株式会社の「北部火力発電所」の跡だ。

戦後も北部火力發電廠と名前を改めて使われていたそうだが、操業停止後、跡地に国立海洋科技博物館がたてられたのだそうだ。

以前には博物館を見学したことがあるが、館内に北部火力発電所の詳しい説明コーナーがあるので、近代産業遺産に興味のある方には入館をおすすめしたい。

博物館は以前に見学したので今回はスルー。

続いて2号線道路を道なりに進むと、10分ほどで2021年の基隆港全域サイクリングで来た正濱漁港に到着。今回は通過。

さらに2、3分進むと、進行方向右手にパステル系の茶色のタイルがお洒落な建物が登場。

こちらは、2021年のサイクリングの際には補修工事の最中だった元漁協のビルの「基隆正濱舊漁會大樓」。すでに工事は終了している様子だが、この時は一般公開されていなかった。(後にイベントの際に特別公開しているときがあって見学できたのだが、それはまたの機会にお話しさせていただきたい)

また2分ほど自転車を走らせると、右手に「市長官邸」が登場するが、前回と同じくやはり予約制みたいで非公開。

また2分ほど進むと、同じく右手に「基隆要塞司令部校官眷舎」が登場する。2021年は作業中で見学できなかったが、今回は入居していた店舗が営業終了した様子で公開していなかった。

お向かいの「基隆要塞司令官邸」も閉まっていたので基隆要塞司令部校官眷舎の写真だけ撮って、この場所を後にした。

また10分ほど走ると基隆港の繁華街だ。

今回のお昼は、私的基隆の美味しいものリスト上位の「魚丸伯仔」へ。

九份にもお店があるから食べたことある人も多いかもしれない。

ここ、何食べても本当に美味しいのよ。

なので、基本メニューの魚丸湯、豆干包、乾冬粉のセット「伯仔套餐」の一択よ!

「魚丸湯」は魚のつみれスープ。つみれはもちもち、スープはあっさり味でセロリがポイント。「豆干包」は淡水の阿給に似てるけど、厚揚げの中に魚のつみれと肉餡をつめたもので、淡水みたいに中に春雨は入っていない。個人的には豆干包のほうが好き。たれも美味い。

「乾冬粉」はただ湯がいた春雨に、豆干包と同じと思われるたれを絡めただけの和え麺なんだけど、このたれがやっぱり絶妙なのよ。卓上の粗びき唐辛子粉をかけて食べるともう最高。

お腹一杯になったところで、別腹スイーツへ。

こちらも基隆の有名店「連珍」。中華菓子やケーキを売っているお店で、中でもタロイモを使ったスイーツで台湾全土に知られている。コンビニでコラボスイーツがでてるくらいだ。

今回は、マドレーヌの生地でタロイモペーストをはさんだお菓子「芋泥堡堡」とイチゴ大福を買ってみた。

イチゴ大福は、連珍にしては珍しく、イマイチだったのでアップの写真なし。

芋泥堡堡はタロイモペーストが安定の美味しさで美味し。

他にもタロイモスイーツが沢山あって、どれも美味しいので、タロイモ好きは必ず行きたいお店である。


今度こそ満腹だ。もう食べれん。

さあ、食後の運動を兼ねて、台北市に向かって出発進行!!



2022年2月深澳~八斗子~基隆~台北サイクリング⑨につづく~



魚丸伯仔

住所:基隆市仁愛區愛二路56號

時間:10:30~18:00


基隆連珍糕餅店

住所:基隆市仁愛區愛二路42號

時間:08:00~21:00


↓ 潮境公園からここまでの自転車コース