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いけばな心月  一宮校

カイハリ

2023.03.06 05:03

江戸時代に流行りだした生け花の、お生花(格花)主流は、5体活けでした。

その頃の、花器に活けるときの枝の固定方法は、竹を用いるものが主流でした。


時が流れるにつれ、5体活けから3体活け生まれ、様々な知恵が生まれていきました。

そして、マタギが生まれ、ヤゲンが生まれていったわけです。


人の持っている美的感覚の追求って、とどまることを知らないなって思います。

欲望という業なのか。向上心という業なのか。


いずれにしろ、止まってしまえば、衰退が待っているだけなのですが。



そんなこんなで、八代流は、5体活けをする流派です。

お生花の固定方法は、カイハリが主体となっています。

カイハリは、主に竹で作りますが、竹がなければ、残った花材を切って

花器のサイズに合わせて作ります。




画像貼っておきます。ご参考になれば、幸いです。