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ぼくらの農園

梅の生存戦略とうぐいす初鳴き

2023.03.06 12:50

今日は啓蟄。

昨日も今日も香川は暖か。

今週は20℃超えの予報も。


梅畑の梅は8割くらい咲いていて、いい香りを放ってます。

花が終わるとそこに実ができるのが普通ですが、これだけの花の数だけ実がなるわけではない

というのをご存知ですか?


NHKの「植物の生存戦略 話す人山田孝之」という番組で

梅の花には偽物がある

というのをやっていました。

偽物というのは、実がならない花のことを言っていて、

実がなる花は7分の1(だったかな?)

例えば、↑この花は偽物

偽物って、なんか嫌な表現ですね。

実がならない花です。

実がならない花というのは、めしべのない花なんです。

↑の花、花の真ん中にたくさんあるのはおしべで、真ん中にあるはずのめしべがないんです。(ないですよね?ちょっと紛らわしくて写真が間違ってたらすみません)

↓次の花はめしべのある実がなる花です。

たくさんあるおしべの真ん中に黄緑色した一本がめしべです。

↓この花もめしべありです。

↓これはないですよね。

なんでこんなことになってるかというと、梅の実は大きいので、花の数だけ実がなると木に負担がかかるけど、かといって、花が少しだと、ミツバチや鳥が来てくれないので、賑やかしとして花がたくさんあるというような話でした。


ちなみに、梅の種を運ぶのは鳥ではなくイノシシだそうです。

遠くまで種を運んでくれるから。

番組で言ってたかどうか忘れましたが、梅って同じ種類だけでは実がならないから、親元で種を落とすのではなく、遠くで種が落ちた方が実がなる確率が高いからなのかな。


うちの梅畑の近くまではイノシシ出没情報あって、一度、イノシシかもという土の掘り起こしがありました。

でももぐらの土のもこもこがたくさんあるので、それももぐらだったかもしれません。


梅の花粉を運んでくれるのはミツバチや鳥ですが、

「梅にうぐいす」って言うけど、うぐいすは梅の木には来ないと思うんですよね。


梅の木によくいるきれいな黄緑色の鳥はメジロです。

うぐいすは、あんなに鮮やかな色じゃなくて、うぐいす色なんですよね(笑)

うちの庭の梅の木にもたくさんメジロが来てます。(梅畑でメジロをまだ目撃はしてないけど、多分来てくれてるはず)


うぐいすって、警戒心強いから、なかなか姿を見せないようです。

うちの庭にもうぐいすがいますが、鳴き声だけで姿は見えません。


昨日、庭でうぐいすの初鳴き聴きました。


↓うちの庭のうぐいすの鳴き声の動画ですが、動画貼り付けできるのかどうか?

聞けなかったらごめんなさい。

毎年この木の中にいて、昨日はまだ練習中であまり上手じゃないけど、すごく大きな声で鳴いてました。

賑やかな春です。