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kojinkai

確信できる解答。

2018.05.14 14:00

「一問だって間違えていい問題はありません。

全てにきっちり理由を持ち、確信を持って

答えられているか、自問自答をしましょう。

最後の瞬間まで詰めを行えたかどうかが大切です。」


国語の記号問題なんていうのは、

書くだけならば、アだのウだのと

答えるだけで、一見とても簡単に見えます。


しかし、とても簡単に間違ってしまう子が

いるということも事実の一つです。

また、勘で書いてあたってしまうケースもあり、

これについては「何をどう考えて解いたか」ということを

しっかり個々の生徒に確認しながら進めないといけません。


詰めの甘さというのは、単教科に限らず、

複数教科にまたがって同時多発的にミスをもたらします。

国語においては、正しく文章を認識することや、

頭にあるぼんやりとした意味の集合を

文章として書ききることも重要ですが、

記号問題においては特に具に詰めを行えているかが

はっきりと分かるため、そういう意味でも

トレーニングになっています。


伸びてきそうな才能は、ハッとするほど

検証された結果導かれた解答の向こう側に

予感するところがあります。


今はまだ2番手3番手にいる生徒さんでも、

実際のその検証能力が日々生かされていることを考えると

容易に実力の逆転現象が4年2学期〜5年生にかけて

起こってくることも考えられるのです。


結果ではなく、プロセス。

何を考えて解答にたどり着いたか、

指導者としてこういうところに注視するのは

当たり前のことではありますが、

ぜひそのような問いかけをご家庭でも

生活のあらゆる面で、大切になさってみてください。