過去と他人は変えられない。でも、今ここから始まる未来と自分は変えられる
前に求人広告のお仕事をやっていたときに、その時の上司の方に教えてもらった言葉を、今も覚えています。
「過去と他人は変えられない。でも、自分と未来はいつだって変えられる」
よく生徒にも言ったりします。言葉のリズムも好きなんですよね。生徒には「名言っぽく言ったね」なんて言われたりしますが。
とってもシンプルなメッセージで、詳しく内容を見てみれば当たり前のことなのですが、いつも僕の心の中で力強く響く大切な言葉です。
以前にもこのブログで紹介はしたんですよね。そういえばあの『さくら個別ができるまで』で國立先生も紹介されていました!
元々はエリック・バーンさんという心理学者の方のお言葉なんですよね。私、実は心理学部出身なのでお名前は存じ上げておりました。
エリック・バーン。カナダの心理学者。ケベック州出身。マギル大学で医学博士号を取得。ニューヨークとサンフランシスコの精神分析協会で精神分析医の訓練を受けた。その後、新しい集団療法の研究を行った。著書に『人生ゲーム入門 人間関係の心理学』ほか。
そんな方が考えた、このお言葉。元々の意味と僕の解釈が合っているかどうかは別ですが、僕としては、「コントロールできないものじゃなくてコントロールできるもので勝負しようぜ」ってことだと思っています。
誰かに「ああしてほしい、こうしてほしい」って思っても、やってくれなければイライラするばかり。それなら、「自分が何をどうしたら、その誰かがこれをやってくれるようになるだろう」と考えてみる。それでうまくいくかどうかは別ですが、解決の糸口は見えたりします。
また、うまくいかないことがあって、つい誰かや何かのせいにしちゃいそうな時にも、この言葉は僕を助けてくれます。他責ではなくて、自責で考えるきっかけくれます。
「いや待てよ。これって自分がこうすれば防げたよな。ってことは自分が変わるだけで解決するんだから、簡単なものだ!次はきっと大丈夫!」なんて気持ちが軽やかになるんですよね。
そして最近、さらに助けてもらう機会が増えてきました。
歳を取るとさ、「自分ってこんな感じ」と決めつけて、変わるか変わらないかというときに落ち着いた方を選んでしまうことがあるんだよね。
人間ってさ、楽をしたがる生き物だから、そして挑戦することや変化することって決して楽じゃないから、新しい道が見えたときにちょっと躊躇してしまう。決してそれは悪いわけじゃないけど。
僕が生徒だったら、成長してない大人にあれこれ言われるのは嫌だと思うから。
迷ったときはなんとか一歩踏み出そうとする。変化がある方を選んでみようとする。すべてがそうできているわけではないけれど、そんな風に新しいことをやろうとする自分に、一歩踏み出そうとする自分に、いつも勇気をくれるのがこの名言です。
子どもたちに負けないように、大人たちだって変わらなくちゃね。
それで、生徒たちと一緒にHAPPYになれたら、こんなに嬉しいことはありません。
「過去と他人は変えられない。でも、自分と未来は変えられる。いつでも」
さぁ、渾身のガッツポーズへ向けて、君も僕も、私もあなたも、変わり続けようじゃないか。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
テスト前後で頑張っている子どもたちに触発されて、大人も頑張ろうぜというお話でした。