テンペは不味いのか!?
ヴィーガンやベジタリアン料理のレシピにちょこちょこ出てくる。
テンペ=tempeh
は、肉の代用品としても好んで利用される食品です。
インドネシアの納豆という異名を持つ発酵食品でもありますね。
発酵食品ということで、消化にも良いことでしょう。
これだけの豆豆しさですが、豆がゴロゴロする食感はありませんし、
初めて食べた時からお腹にガスがたまる感じもしませんでした。
ですが、私がテンペを最初に食べた時何よりびっくりしたのが
思ったより不味かった事(;゚;艸;゚;)
テンペのことを調べもせず、写真を見て見よう見まねで料理した訳ですが
あまりの不味さに初めは驚きを隠せませんでした。
何というか、全然納豆では無いんです。
でも、確かにどこかで食べたことのあるような風味。
そう、、、
エノキタケの
の味そのものでした。
ですが、ご安心ください!
問題は見よう見まねで行った調理法にあったようです。
今や美味しくいただけるようになりました^^:
そこで今日は私の経験からの改善策をご紹介したいと思います。
最近テンペを買ったけど不味くて残り半分どうしようとゴホゴホ; (´π`) ウグゥ思われている方
お試しくださいませ。
(1)薄く切る!
私は初め勝手がわからなかったので、
1,5cmの厚みにスライスしてしまいました。
テンペの味(テンペ菌のカビ臭さ)が苦手な方は薄く5mmくらいにスライスしてみてください。
(2)下処理として熱湯でサッと茹でる。
これは大豆ミートの下処理と似ていますね。
スライスしたテンペを熱湯でサッと茹でて、ザルに上げ、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
(3)煮たくても先ずはカリッと焼く。
カレーやスープなどにテンペを入れたい場合も、
先ずは下処理したテンペに油やお好みのソースを塗って
オーブンやフライパンでカリッと焼きます。
私は表面に片栗粉をまぶしてから焼いていますが、
カリッとした時点からテンペ菌のカビ臭さはほぼ感じられなくなっています。
水っぽい料理には(一緒に煮込むのではなく)トッピングする形で私は使います。
カリッと焼くを通り越して、揚げても美味しいです。
(4)濃いめの味付けにする。
ソテーしてメインディッシュ的な使い方をしたり、サンドイッチなどの具として使いたい場合は
BBQ味、ガーリック、スモークパプリカなどで濃いめの味付けをします。
ソテーする際の油も私はごま油にして香りをごまかしています。
濃いめの味付け=塩分という訳ではありません。
色々なスパイスをお試しください。
テンペはコスパが高く、冷凍保存しやすく
100gあたり19gものたんぱく質が含まれる素晴らしい食材です。
実に、たんぱく質が豆腐の2倍以上です。
ヴィーガンでしかも少食な方々にとっては嬉しい栄養源ですね^^
是非捨てずに、美味しく料理する工夫をしてみてください。