東京會舘とわたし
プロの精神が継承されている場所
「東京會舘とわたし」/辻村深月
辻村深月さんは
エッセイ「図書室で暮らしたい」に
芥川賞直木賞の受賞会見が行われる
東京會舘で結婚式を挙げて
その際、『いつか受賞して戻ってくる』
と宣言したら、数年後に直木賞を取って
再び東京會舘に足を運ぶことができたと言う
エピソードを書いている。
そんな「図書館で暮らしたい」を読んで
『こんなサクセスストーリーがあるのか~』と
思わずため息をついたのが約2年前。
エッセイでも紹介されていた「東京會舘とわたし」を
ようやく読むことができた!
「東京會舘とわたし」は、
辻村さん自身のような作家も登場する長編小説。
実在する施設=東京會舘の戦前から続く歴史を、
様々な家族を通して描いている。
東京會舘は高級ホテルのようだけど
宿泊設備はない、ちょっと変わった施設。
だからこそ、特別な空間であり続けるために
レストラン、バー、料理教室、美容室などなど
それぞれのプロフェッショナルたちが
プライドを持って守りぬき
客として愛し続けた人がいたのだと
辻村さんが教えてくれる。
震災や空襲に耐え、持ち主や名前が変わり
建て替えを経験しても、長らく愛され続けているのは
東京の社交場として、ほかならぬ場所だったからなんだ。
ノンフィクションのようでフィクションな
この作品を読みながら、
実際はどうなのか、検索するのも楽しかった。
※小説の舞台である東京會舘は現在本館リニューアル中
2019年1月オープン予定
オシャレして行ってみたい憧れの場所
東京會舘=を通して、東京の歴史を知り、
家族の大切さに気付かされる一冊。
素敵な場所でおいしいものを食べさせてあげる行為って
深い愛情を伴うものだとも気付かされた。
娘たちがもう少し大きくなったら
連れていってあげられる母になっていたいな。
憧れの運転手さんはどんな人?
恐れずに、自分らしく!
東京會舘には・・・行けなかったけど
東京に久しぶりに行ってきた。
神奈川に実家があっても
帰省の際は新横浜から実家を目指すから
都内には用事がないかぎりわざわざ
足を運ばなくなってしまっている。
子連れだと人混みに行くと疲れるから
さらに足が遠のいてしまっていて・・・
前に都内に行ったのはいつだっけ?
誰かの結婚式だったかな。
久しぶりにJRに乗って目指した秋葉原。
電車の中で、人との距離の近いとか、
道端に座っている人が
たくさんいることとか
びっくりポイントが満載!
そんなこんなで何とかたどり着いた
バスギアエキスポ東京会場では、
『バスや乗り物が大好きだから運転手になりたい』
『子どもの頃からバスの運転手に憧れていて。。。』
等々、夢の話をたくさん伺えた。
バスの乗客との
コミュニケーションを楽しみにしている
運転手志望の方々とお話しながら
参加者さんのバスに乗ってみたいなーと
みなさんが運転手さんになるのが
とても楽しみに。
ネガティブなことを考えると
これまでは『朴訥だね』『そっけないね』と
言われて済んでいた人も
まあ、よっぽどじゃなければ大丈夫だと思うけど
対応の悪さをネットにあげられて
広められてしまうこともある昨今。
だからサービスを提供する側は
安全のためマニュアルや正解をもとめがち。
『こんなこと言って
波風立てちゃったら嫌だな~』と思って
自分を見失いそうになることもある。
でも、バスの運転手さんは、
自身が乗務するバスの雰囲気を作っている
存在でもあるから、状況を見て考えて、
自信を持って自分の言葉で発信することが
大切なのでは?と、話し合うことができた。
いつでも感じよくいるって難しいんだ!
次回のバスギアエキスポは12月に開催予定!
「東京會舘とわたし」に出てくる會舘スタッフからも
たくさん学ぶべきところがあったな~。
12月まで、色々インプットして備えよう!
また楽しみだ♪
そして今回もお弁当、おいしかった~。