カジノメイド喫茶「メイドバイメイド」終了しました

奉還町ユースセンターでの高校生チャレンジ企画、カジノメイド喫茶「メイドバイメイド」5日間の日程、約200名の「ご主人様」「お嬢様」を送りだし、無事に終わりました。

最終日の昨日はNHKの取材が入ったり、入場待ちの長い行列ができてしまったりと慌ただしい雰囲気でしたが、来場いただいた方には楽しんでいただけたのではないかと思います。

この企画の意図は、文化祭や修学旅行など「高校生ならあたりまえにできていた青春行事」をコロナ禍のため、その体験機会を失った高校生たちの「リベンジ青春」。誰のためでもなく「自分たちのため」のイベントでした。

最近特に思うのは、高校生段階での活動において「社会のために」を前面に押し出す必要は全く無いなということ。

自分の「今」を認識し、その「今」に何が足りないのか、なぜ足りなくなってしまったのか「過去」を振り返り、「今」を満たした後、描くことのできる「未来」を考える。

自分の「今」「過去」「未来」を探究することを優先し、その結果として「地域や社会のため」になった、でいいのでは。

ユースセンターはそのためにある存在であるし、ユースワーカーはその応援団。

ただ惜しいのは、この社会（特に岡山では）、そういう活動へ「バショ」「ヒト」「カネ」が回ってこないこと。

すべてのユースを対象にする「ユニバーサルアプローチ」型の支援への認知はまだまだ拡がっていません。

子ども・若者支援というと「何かに困る」状態にならないと対象にならない、という流れを変えて行かないといけないと切実に考えています。

ＳＧＳＧや奉還町ユースセンターでは引き続きこのような企画をどんどんバックアップしようと考えています！