ピスト | 長距離移動
ピストで長距離を移動する
変速機構を持たない、シングルギアのピスト。
変速機構がないってことは、例えば峠の上り道も、急な下り坂でも、スピードの乗る直線でも、ギアの変更によるスピード調整や回転数の変更が出来ないってこと。
ゆえに。
山を越えて海沿いを走ってどこまでも遠くへ!!!
ってのは、実際問題厳しいんですよね。
ギア付きのロードやクロスはもちろん、もはや多段変速できるママチャリの方がロングライドには向いてるんじゃないでしょーか笑
とはいえ、天気が良くて何も無いオフの日は、ちょっとくらい遠出してみたくなるってもんで。
僕自身は、大阪~神戸三宮くらいの距離(40キロ弱)は半年に1回くらい走りますが。これが限界だな、と思いました。
中には大阪~東京間を走る猛者もいますが、まぁ日帰りは出来ませんよね。
ピストで遠出は出来ない?
個人的には、経験も踏まえた上で、ピストはロングライドにあまり向いてないと思います。特に固定ギアの場合は、まじで。
じゃぁ、遠出は諦めるしかないのか?
そんな事はないです。
ただし、完全に道具と交通機関に頼ることにはなりますが。
はいこれ。じゃじゃん。
輪行バッグ。
写真の黒いブツ。ちょっぴり怪しい。
これが輪行バッグ。
遠出のさいに用意するのは、この輪行バッグと、前輪/後輪を外すのに使う15ミリ(や、14ミリ)のスパナ。
それから一応、六角レンチのセットくらいは忍ばせときましょう。
基本的に、持ち物は以上。
使い方も至ってシンプル。
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前後のホイールをレンチで外す
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ホイールが外された車体と、外したホイールを、まとめて輪行バッグにぶち込む
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肩に担いで電車でGO
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終わり。
ざっくりいうと、ほんとこれだけ。
一応、電車への持ち込み荷物規定とかあるので、事前にチェックは必要ですが。
参考までに▼
持ち込める荷物 (携帯できる荷物で、タテ・ヨコ・高さの合計が250センチ(長さは2メ-トルまで)以内、重さが30キロ以内のものを2個まで持ち込むことができます。(ただし、傘、つえ、ハンドバックなど身の回り品は個数に数えません。)
http://blog.worldcycle.co.jp/20140929/12966/
このように、輪行バッグを使えば電車や公共交通機関で遠出できちゃうわけですね。
飛び道具的な結論ですが。
僕が使ってるのはこれ。
ドッペルギャンガー。
ぶっちゃけ、このメーカーとロゴはあんまり好きではなik
折りたたむとこんなに小さい。横幅27cmくらい。
このサイズなら、交通機関降りてから折りたたんで、バックパックにちょっとした修理キットや空気入れと一緒に突っ込んで、てな感じで。
安心して遠出できますね。
輪行バッグって結構色んなメーカーから出てるんですが、僕がこのドッペルギャンガーを使ってるのはコストパフォーマンスがいいから。
値段に対しての使い勝手の良さ、とゆーか。
正直、輪行バッグがあるからって、そう毎日使うものでもないと思います。
せいぜい月1。
輪行頻度がめっちゃ多い人でも、週に1回くらいではないでしょうか?
場合によっては半年か1年に1回くらいしか使わないかも。
だから、めちゃくちゃ高いものを使う必要もないと思うんです。
その点このバッグは、安い割に結構どんな車種でもしっかり規定サイズで収納できるし、タイラップや肩がけストラップも充実してる。
そんで、使わないときの収納の勝手も◎。
ピストでの長距離巡航はなかなかしんどいけど、遠出したい!
って時。
輪行って手も結構いいもんっすよ?
今日の記事で紹介したのはこちら
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楽しい輪行ライフを!
miki