3/9(木)22時〜トークライブ:週刊寿司特【コトブキツカサスペシャル】93
新しい地図の近年の大活躍を見てると、あの7年前のSMAPの惨事は(感情は置いといて)むしろよかったようにも思えてくる。つまりあのまま続いていたとして、今の芸能界、広告界、あの事務所、マスコミ、SNSでのあり方がうまく続いていたとは思えないから。良いも悪いも、その時点では決まらないのかも。
年々歳々、歳は取っていく
歳々年々、時代は変わっていく
それに応じてのSMAPの(新たな、そして成功した)リブランディングだったような気もするのだ。当然それには多くのリスクも困難も悔しさも寂しさもあったのだろうけど。
リブランディングに必要不可欠な断ち切るためのプロセスだったというか。
真意はだいたい伝わらない。
悪い方に曲解する。
そして自分たちの敵にしていく。
それって、憎き相手がやってる行為と実は変わらないってことには気づかない。
エンタメもビジネスだから、いろいろそれこそ俯瞰的にみたら見方が変わるし、そこから味方も、なんなら解決作も見つかるかもなのに。
もったいない。
残念だな。
出発点が悪意だと、そこから何もはじまらないし、始まったとしても悪い方向に進んでいくだけなんだけどな。
そんな悪意のあるノスタルジーが未来を潰すんだな。
普通のビジネスマンと話してて芸能の世界の決め方を説明をすると驚かれる。儲けとか売り上げとかではなくその個人がどれだけ楽しく活躍できるか?ってことでいろんな方針が決まっていく。その属人主義を説明すると驚かれる。タレントは商品であり人間でもある、そこをどう絶妙にマネジメントしていくか。
このタレントさんと楽しい仕事がしたいあのタレントさんとおもしろいモノを生み出したい。ほとんどの制作マンはそうやってコンテンツを創っていく。そこに利用とか利益とか癒着とか邪心は無くもっとピュアな心で臨んでいる。そこに誰かの悪意が入るとその心が途端に歪んで澱んで蝕まれていく。勿体無い。
この勿体無さだけは気づいて欲しいな。
いいものはいい。好きだから好き。その気持ちをピュアに醸造していった方が、絶対未来はよくなる。変に仮想敵を作って恨み嫉み僻みをぶつけてると、ピュアな想いが萎縮してどんどんむしろ悪い方向に向かう。ここ数年の動きはいろんな膿が出て来てる証左だと想う。
映画パーソナリティで雑談家のコトブキツカサとバラエティプロデューサーの角田陽一郎が映画やテレビや芸能界にまつわるあんなことやこんなことを毎週ライブトークします!
テーマは「ファンへの忖度はどこまで必要か?」
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