2023.05 富樫 尚美 個展 『 妖精時間 』
「 おやすみタイターニア 」(2023)
2023年5月に当ギャラリーにて画家 富樫尚美さんの個展を開催致します。
妖精たちが絵本の中から抜け出して現代社会へ姿を現します。
そして本来の自分を見失ってしまった人々を絵本の世界へと誘います。
全ての人々に捧げる癒しの物語を是非ご高覧頂きたく存じます。
展示会情報
会期:2023.05.18(木) ~ 05.22(月) ※5日間の開催です
時間:13:00 ~ 18:30(最終日は17:00まで)
会場:gallery hydrangea(東京 曳舟) Access
音楽:衣笠まゆ(https://www.youtube.com/channel)
入場無料
展示コンセプト
現実と異世界の間を行き来し、自然を土台に、時間や空間の制限を受けない自由な妖精たち。
そんなあるがままに生きる妖精たちの世界へ思いを馳せました。
もう一つの世界へ開く扉となりますように…
作家プロフィール
画家 富樫 尚美 / Naomi Togashi
長野県在住。
絵や絵本を描きます。独学です。
本の装丁などイラストレーターの仕事も経験しましたが、結婚後は主に子育てに専念し主婦業の傍ら絵本制作を学び、ライフワークとして絵を描き続けてきました。
2018年にSNSでの絵の発表を始め、2020年に絵本を出版。
その後、画家活動を本格的に始動しました。
自然豊かな環境が創作エネルギーの源です。
植物をモチーフとした絵やストーリー性のある絵を描くのが得意です。
幻想的でメルヘン的な世界観で絵を見た方が深い癒しを得られるような作品を描いていきたいです。
一枚の絵から自由に想像力を広げて頂けたらと思います。
~POLICY~
私は個人個人がその人らしく、あるがままに生きていく世界が理想的だと考えています。
子供の頃、鯉のぼりを見上げシャボン玉を膨らませた時の春の風、夏祭りの夜、マンションの屋上から屋台の灯りを見ていた時の夜風、道端に座り石で落書きをした時のお尻の暖かさ、絵の具を溶かした色水を瓶に入れて並べて遊んだ時のわくわくした気持ち、などなど、大人になっても蘇る、自分にとっては少しだけ特別な、心に残っている記憶があります。
その時感じていた心地の良い風や空気感を、表現することができたらなと思います。
その場所は温かく母の腕に抱かれているような安心感があると同時に、とても自由でもあり、それは、自分のあるがままを受け入れられているという感覚に繋がると思うからです。
私が絵に物語性を持たせる理由は、見た人がより絵の中に入りこむことができると考えているためです。
一時でも幻想の世界に浸り、その世界に包まれること、絵のエネルギーを感じることは、本来の自分自身を取り戻すきっかけにもなるのではないでしょうか。
私にできることは、そんな少しのきっかけを創り出すことなのかなと思っています。
これからも自分なりの表現を追求しつつ、多くの方に見て頂く機会を創っていきたいと考えております。
主な経歴
2020年
絵本「僕はだれ」出版
個展「森の奥 フカミドリ3丁目」/ ギャラリーバー108
個展 「はじまりの森」/ りんごや喫茶ギャラリー
2021年
絵本kindle版「Who am I?」出版
絵本コロンブス、サンフランシスコ企画展
その他グループ展多数参加
参考作品「 森の夜の宴 」(2021)
参考作品「 絵本の家 」(2022)
楽曲アーティスト
作曲家 衣笠 まゆ / Mayu Kinugasa
奈良県出身・在住。大阪芸術大学卒業。
大学ではクラシックピアノを学び、卒業後は指導者、表現者として活動。
自身の作品制作のほか依頼を受け、市の給食ソングや作品展示BGMなど、目的に合わせた楽曲を提供。
地元奈良を中心にジャンルレスな演奏活動を行う。
また講師や伴奏ピアニストを務め、子どもたちや地域社会へ向けての活動も大切にしている。
各SNSではこれまでも音楽に映像を合わせた作品を多数発表、ライブ配信も行う。
日々の風景や思いを音楽として描き、猫と自然を愛する。
物語を描くような音を目指すピアニスト。
【これまでの主な出演】
ムジークフェストなら、高槻ジャズストリート、合唱関連コンサート(伴奏)他各種イベントのほか、
自作曲をメインとしたソロコンサートを奈良、大阪で行う。
【オリジナルアルバム】「Bon reve」(2016) 「Nostalgie」(2018) 「My Piano Story」(2021)
【コンピレーションアルバム参加】 「twilight chillism Vol.3 」(2021)
【ダウンロード配信】 「Nocturne」(2014) 「タイムゴーランド」(2021)
以上、
ご高覧を何卒宜しくお願い申し上げます。