ZIPANG-7 TOKIO 2020 町田市は都心のベッドタウンから 自ら生産する“選ばれる郊外”に!転入超過数全国15位、 子どもの転入超過数は政令市以外では全国1位!
~地域活動、映画・映像制作、農業など若い世代の人材が活躍中~
町田市は、2022年度の総務省発表統計※1において、転入超過数が全国1719市町村中の15番目、また、年齢区分別の転入超過数では年少人口(0~14歳)で政令市以外にて全国1位※2となりました。
※1 出典:総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告 2022年(令和4年)結果」
※2 政令市を含めると全国2位(1位は、さいたま市)
町田市 ペデストリアンデッキとスカイウォーク
町田市の安全で健康にも良いプロムナード
「ペデストリアンデッキ」は、駅から商業施設まで続いているのでショッピングにも便利…
一般に建物と接続して作られる高架型歩道のペデストリアンデッキは、歩道と合わせて広場としての機能を持つこともあります。
ペデストリアンデッキは宮城県仙台駅、千葉県柏駅、千葉県市川駅、東京都新橋駅、東京都立川北駅、愛知県東岡崎駅、愛知県豊田市駅、岐阜県岐阜駅、福岡県小倉駅、等でも設置されています。
親子揃って自由に遊べる 町田市 鶴間公園
自然環境に恵まれた 町田市 薬師池公園
東京都の最南端(島しょ部を除く)に位置する町田市は、東京都市部では2番目に多い、約43万人の人口を擁し、都心部の代表的な「ベッドタウン」として知られてきました。
新宿・渋谷などの都心部からも、横浜からも約30分でアクセスが可能な上、JR・小田急町田駅周辺には百貨店やファッションビルが立ち並ぶなど生活利便性が高く、2019年には、南町田グランベリーパークが官民連携により大規模再開発されています。
一方、北部丘陵には、農地と雑木林から構成される里山が広がり豊かな自然が残るなど、「都市」と「自然」のバランスがとれた郊外都市です。近年では、子育て世代を中心とした移住が進んでおり、「今、人気の街」になっています。
コロナ禍の発生以降、2021年度に東京23区で転出が転入を初めて上回るなど(2022年度は大幅な転入超過)、郊外都市への人口移動の流れが注目されていますが、首都圏の全ての郊外都市へ人口流入が進むのではなく、今後は「選ばれる郊外」と「選ばれない郊外」への二極化が進むと言われています。
そんな中、町田市では、まちだ〇ごと大作戦18-20+1などの実施によって、市民、地域団体、事業者など多様な主体の活動が市内各地域で広がり、新たな活力が生まれ続けており、街を盛り上げる「兆し」が見えてきています。
また、地域活動、農業、映画・映像制作など、様々な分野で若い世代の人々の挑戦や活躍もあり、その「兆し」はさらに活発化してきています。
住宅情報サイト「SUUMO」編集長
SUUMOリサーチセンター センター長 池本洋一氏
池本洋一リクルートSUUMO編集長
「選ばれる郊外」の要素としては、第一に街の中心部で大体の用事が済ませられる、わざわざ都心に出なくても大丈夫な程度に「商業集積」があること。そして、いざという時に都心に出られる範囲内であるという「交通利便性」。
今までは「職住近接」がキーワードとなっていたが、新型コロナ以降のテレワークの普及によって、この範囲は拡大されており現在では、1時間~1時間半圏内でも「街の魅力」さえあれば居住地として選ばれるようになっている。
例えば、象徴的なところでは、逗子や葉山、鵠沼や江の島といった街が人気になっており、木更津など千葉方面も射程圏内に入ってきている。
また、テレワークの浸透にしたがって、オフィス以外で働く時間が増えていることから、住居費に充てられる金額から、どれくらいの広さが確保できるかなど、住宅のコストパフォーマンスが重要視されている。
在宅勤務を続けるのが窮屈だと、街にコワーキングスペースやサテライトオフィス、仕事ができるカフェなどがあるかも重要となる。
そして「教育」。難易度の高いとされる大学・高校の進学に力を入れている公立学校など「公教育の学力」に対する安心感も重要。同じく「子育て環境」においては、保育園の入りやすさや、早期からの英語教育などといった多彩な教育は移住先として選ばれる要素となる。
最後に、「街に特徴がある」ということ。現在人気になっている街は、何となく街の顔がはっきりしている。「こんな住民が多そう」など、街のイメージ・キャラクターがある程度確立している街は選ばれやすい傾向がある。
上記の要素はすでに町田市に備わっているものも多い。しかしながら、さらに「選ばれる郊外」として上を目指していくためには、従来のステレオタイプの郊外ベッドタウンのように「消費して寝るだけの街」ではなく、「自ら生産する街」となることが重要なのではないだろうか。
例えば、都心に近いエリアだが、世田谷線の松陰神社前では、地元の人々の協力もあり、若い世代が小さいカフェやレストランなどを小さく創業しており、彼ら彼女らによるコミュニティが自然発生して、少し前に話題となった馬喰町や蔵前などの東京のイーストエリアのように、活気のある街に変化している。
若い世代を中心としたお店の開店や起業などのチャレンジや地域活動などが活発であること、その兆しが見える街は「選ばれる郊外」、「魅力的な街」になると思います。
【町田で挑戦・活躍する人物(1) 本業×副業×地域活動 パラレルキャリア】
NPO法人green bird(グリーンバード) 町田チームリーダー 坂下朋紀さん
green bird坂下さん
高校生の時から、全国各地の街や海でごみ拾い活動を行う認定NPO法人green birdの活動に参加。大学卒業後は「町田チーム」を仲間と一緒に立ち上げ、現在ではリーダーとして、毎月の定例おそうじや、地元企業・団体などとコラボレーションしての清掃活動などを生まれ育った町田で行っている。
また、地域活動の他、大手化粧品メーカーに勤務しながら、副業として投資信託委託会社の金融教育担当、出身大学のラーニングアドバイザーも務めるなど、パラレルキャリアを実践中。
市内の玉川学園出身で現在26歳。結婚を機に現在は23区在住だが、新居と町田を行き来しながら活動を行っている。
green bird清掃活動
◆社会貢献活動に携わるようになったきっかけと学んだこと―――――
元々、「国際協力」に興味があり中学生時代から国際NPOに参加していた。その活動の中でグリーンバードの方と知り合い、大学時代はインターン生として事務局の活動を行っていた。
事務局の経験では、ボランティア=奉仕活動と思っていたが、どうしたら「街からごみを捨てる人を減らす」ことができるかの仕組み作りが大事だということを学ぶことができた。
◆グリーンバード 町田チームの活動について―――――
現在は毎月第2日曜日に町田駅周辺での定例おそうじの他、ごみ拾いに参加すると観戦チケットが無料になるなどのFC町田ゼルビアとのコラボ企画や地元のお祭りへの参加などを行っており、シニアから親子連れ、学生まで多様な世代の方々が毎回平均10人程度参加されている。
会員登録もなく、集合時間に来たい人が集まっているが、グリーンバードが大事にしている言葉は、「出来る限り」。無理にまでごみ拾いをし続けるのではなく、できる限り続けることが大事だと考えている。
また、町田市には「ボランティア袋」があり、団体登録をすれば、家庭ごみと同様に捨てることができるのは助かっている。
◆今後、町田チームとしてどんな活動を行っていきたいか―――――
町田市には地域活動を行っている人や団体は多いが、横の連携が取れているとは言えない。グリーンバード町田チームは、まだできて日は浅いが、元々市内にいた人間が外から持ってきた団体なので、地域をよくしたいと考えている方や商工会議所、ロータリークラブなど色々な人々・団体とつながりを持たせてもらっている。
そこに、「ごみ拾い」をきっかけに、自分やグリーンバード町田チームが「ハブ」の役割となって、若者や各団体を横に繋げられるようになればと考えている。
◆町田のいいところ―――――
色々な人が住んでいるところ。昔から町田に住んでいる農家の方もいたり、外から町田に入って来た方も街づくりに参加されていたり、障がいのある方なども共存している、多様性を受け入れている街だと個人的に思う。
自分が一番好きな言葉は、グリーンバードの創設者である長谷部健渋谷区長が、渋谷区で掲げられている「ちがいを ちからに 変える街。」というスローガン。いつか町田もそんな街に変えていきたい。
また、人にも多様性があるが、場所にも多様性がある。地元の玉川学園は文化の街、原町田は下町感があったり、小野路町は里山で農地もある、薬師池公園ではシーズンごとの花を楽しめるなど、市内でも全く違う魅力を持った場所がある。
「町田なんて大したことない」と思っている市民も多いが、どこかに楽しみや好きな場所がある街だと思う。
【町田で挑戦・活躍する人物(2) 町田から日本の農業を変える】
ファームマチダ東京株式会社 代表取締役 松井優一さん
ファームマチダ東京 松井さん
町田市出身。東京大学大学院農学生命科学研究科で植物病理学を研究した後、バイオテクノロジー企業の株式会社ユーグレナ、総合化学メーカーのBASFジャパン株式会社、アグリテックベンチャーの株式会社ルートレック・ネットワークスなどで、一貫して農業関連産業に従事。
2021年12月にこれまでの経験を活かし、町田市に農業法人、ファームマチダ東京株式会社を創業。一方、町田市の農業研修を2年間受講し、2022年6月に町田市の「認定新規就農者」に認定。現在では、小松菜などの生産・販売を行っている。36歳。
◆農業をはじめた経緯―――――
大学院では植物病理学を学び、修了後はサラリーマンとして農業周辺産業に関わっていたが、新しい情報に興味を持ちにくい農家と農家のニーズを把握できていないメーカーとの間には、交わらない溝があるという問題意識を持つようになった。
また、メーカー側である自分は、どうしても農業の「外野」にいるような感じがしており、自分が農業界の「中」に入って、双方の橋渡しをして、少しでも現状を変えていければと考えた。町田で農業を始めたのは地元だったから。
◆事業の現在と今後―――――
2022年4月から、市内に約2,000m2の農地を借りて、現在は露地栽培で、小松菜を中心に春菊やかぶなどを生産してオンラインで販売している。
今後はメーカーでの経験を活かし、ロボット草刈り機などのスマート農機の導入を進める他、SNSの活用や農業とテクノロジーの融合を進めるなど、次に農業に挑戦する人たちのための、「地ならし」ができればと思う。
また、これから農業に挑戦をする新規就農希望者に対しては、融資の受け方など、自分と同様の悩みを持たれると思うので、自分の就農経験をシェアして、新規就農のお手伝いをしていければと考えている。
◆起業してよかった点、大変な点―――――
よかった点は自分で意思決定できること。サラリーマン時代のようにやりたくないこと、意味のないことは極力やらなくて済む。一方、大変な点は資金調達。農業の起業は「ファイナンスの勝負」だと感じた。
農業の仕組みは基本的には、親から継ぐ、機具も土地も販売先もある前提でデザインされていて、ゼロから始めると、資金がないという状況になりやすい。
◆町田のいいところ―――――
農業の目線からだと、町田に思い入れがある人が多く、「町田産」であることに興味を持ってくれる。
町田だからという産業は少ない中で、農業は町田市の強みを発揮できる産業といえる。もっと町田の魅力の一つとして「農業」を紹介できるようになればと考えている。
ファームマチダ東京 畑
【町田で挑戦・活躍する人物(3) 町田から映画・映像コンテンツを世界に】
Tokyo New Cinema 代表取締役 木ノ内輝さん
Tokyo New Cinema 木ノ内さん
研究者としてハーバード大学医学大学院で研究をしていた時に、プロデューサーを務めた映画作品「Calling」がボストン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞した異色の経歴をもつ。
日本帰国後、2015年、町田市に映画・広告映像制作会社であるTokyo New Cinemaを経験ゼロ・人脈ゼロ・資金ゼロから創業。数多くの国際映画祭での受賞歴を持つ。
現在は高品質な映像制作技術を活かし、企業・公的機関などへ映像制作事業も展開。青山学院大学総合文化政策学部で映像制作プロデュースラボの授業も担当。
◆町田で映画制作会社を創業した経緯―――――
0歳から小学校まで町田に住んでおり、アメリカから日本に戻ってきて、自分にとって東京といったら町田だった。
これから起業をしようと考え、渋谷など都心の様々な場所を調べたが、家賃が高いだけだった上、映画・映像制作という業種の性質上、都心にいるからといって声がかかるわけではない。
経験・人脈・資金もなかった中で、住んでいた町田の条件が意外に良く、初期メンバーも町田周辺に住んでいる人々が多かった。
現在もオフィスを構えている町田新産業創造センターは、たまたま通りがかって興味を持った。駅が近い割に家賃がリーズナブルで、事務局には銀行出向者もいるのでサポート体制がよく、建物もしっかりしており、セキュリティも安心。
また、実績が無い中では公的機関にオフィスを置いていることは、創業期の信用にもつながった。
◆現在の事業について―――――
現在、3月31日公開の最新作「わたしの見ている世界が全て」の公開に向けて、宣伝活動を行っている最中。宣伝費用は映画制作の「大きな壁」とされているが、その調達にはクラウドファンディングも活用している。
Tokyo New Cinemaは、日本の映画会社で初めてクラウドファンディングに連続的に成功した会社でもあり、それによって経験・人脈・資金がなかった当時でも映画制作をすることができている。
また、広告映像制作事業も行っており、世界の映画祭で評価された技術力を生かして、高品質の広告・ブランディング動画の制作サービスを企業や公的機関などに対して提供している。
◆町田でビジネスを行っていて点、悪い点―――――
町田駅周辺には銀行や市役所、レストランもあり、徒歩圏内で会社に必要な物が揃い衣食住の質が高い。
また、電車での都心へのアクセスもよく、高速道路もつながっており交通メリットが高い。一方、大きなクライアントは都心に集中しているので、成長するにしたがって、売り上げや利益を追求すると都心にいく企業が多い。
ただし、最近ではリモートワーク、オンラインミーティングが増えているので、都心にいないデメリットを以前ほど感じなくなってきている。Tokyo New Cinemaとしては、基本的には長く町田にいるつもり。
◆今後の事業について―――――
ワークライフバランスや給与水準もよいものにして、日本一憧れられる映像制作会社にしたい。映像制作スタジオも作っていきたい。
また現在は国内での展開に集中しているが、我々は国際映画祭での受賞歴が数多くあるなど、世界から評価されているのが特徴でもあるため将来的にはより「日本の文化」として映画・映像コンテンツを世界に出していきたい。
【コミュニティが生まれるコワーキングスペース】
コワーキングスペース&シェアオフィス BUSO AGORA
BUSO AGORA 1
BUSO AGORA 2
BUSO AGORA 3
町田駅から徒歩3分にある地域密着型の「起業」と「事業」を支援するコワーキングスペース&シェアオフィス。
町田市を中心に、飲食事業などを展開をする株式会社キープ・ウィルダイニングが「夢が加速する」というコンセプトのもと運営しており、2019年のオープン後、現在の会員数は約250名になっており、これまで30名以上の人々が起業・新規事業開発を行っています。
カフェのリラックスした空気感とオフィスの快適な設備を兼ね備えた同店では、飲食店経営で培われたノウハウを生かしたコミュニティを作り出す仕掛けがされています。
BGMは小さ過ぎず、大き過ぎない音量にすることで、会話をしやすい環境にしていたり、あえて出入り口を一つにして、来た時も帰るときも必ず受付を通って、会員とスタッフの間に挨拶が生まれる構造にしています。
また、飲食業経験者でもあるコミュニティマネージャーは、会員との距離を縮めるのが上手で、会員同士をつなげて、コミュニティを作ることを業務にしています。
さらに、会員同士の横のつながりを生み出すため、毎月1回、立食形式での交流会「AGORAパーティー」を開催している他、毎日17時以降に受付前のカウンターで行われている「BYOバー」は、会員が持ち寄ったお酒、1杯100円のビールで、会員同士の帰る前のちょっとしたコミュニケーションに使われています。
これらの仕掛けが“きっかけ”となって、会員間での仕事の発注など新たなビジネスも生まれています。
コワーキングスペース事業の責任者である、株式会社キープ・ウィルダイニング経営企画室長の長谷部信樹さんは、「企業で働いている人はいつも誰かがいてコミュニケーションができるのが当たり前だが、フリーランスや起業志望者、リモートワークを主体に働いている人は、一人や少人数で仕事をしているため孤独でもあり、毎日挨拶する人がいて、コミュニティがあるというのは実は大きいこと。
ここにはサード・プレイスとしての機能が定着しているのでは。」と語っています。
【町田市の起業・創業支援】
町田市では、市内での起業・創業者数の増加および、地域経済の活性化を目的として、様々な企業支援の取り組みを行っています。その結果、新型コロナウイルスの感染拡大がありながらも、支援制度の利用者数は増加傾向にあります。
(1)町田創業プロジェクト
町田市では、町田市内の創業者数の増加及び地域経済の活性化を目的として、2014年から創業支援プログラム「町田創業プロジェクト」を開始しています。
本プログラムでは、起業希望者に「起業家カード」を進呈し、起業希望者は、各機関が行う「特定創業支援事業」(セミナー、相談会など)へ参加し、「経営」「財務」「人材育成」「販路開拓」の4項目を習得したと認められると、市から下記の特典を得るための「証明書」を発行して貰えます。
<証明書により受けられる特典>
(1) 株式会社または合同会社等を設立する際、登記にかかる登録免許税の軽減。
税率が資本金の0.7%から0.35%となり、最低税額の場合、
株式会社設立は15万円から7.5万円に、合同会社設立は6万円から3万円に減額。
合名会社または合資会社は1件につき6万円から3万円に減額。
(2) 創業2か月前から適用される創業関連保証の特例が事業開始6か月前からの適用に。
(3) 日本政策金融公庫の新創業融資制度において、
「創業資金総額の1/10以上の自己資金要件を満たしたもの」とされる。
(4) 町田市中小企業融資制度「創業資金」の利用に際し、利子の全額補助が受けられる。
▼町田創業プロジェクト活用状況(2014~2021年度)
まちだ創業プロジェクト活用状況(2014-2021)
出典:町田市経済観光部産業政策課 統計
(2)町田新産業創造センター(MBDA)
MBDA1
MBDA2
MBDA3
町田新産業創造センターは、町田市、町田商工会議所、きらぼし銀行が出資し、2013年4月に開設された創業支援施設。
1階には事務局の他、カフェやイベントスペース、2階には、創業者向けの賃貸オフィスフロアであるインキュベーションルームがあり、3階は、2階オフィスの入居者への支援が可能な事業者向けの賃貸オフィスフロア。
現在、新規性、独創性が高い46社(2023年1月現在)が入居しています。
また、インキュベーションマネージャーが常駐しており、起業家に対する支援・コンサルティングを行っています。
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(順不同・敬称略)
町田市役所 〒194-8520 東京都町田市森野2-2-22 電話:042-722-3111(代表)
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
徳島県木頭の「未来コンビニ」
人口1,000人の村、徳島・木頭の“未来コンビニ”が、ドイツのデザイン機関が主催する世界三大デザイン賞「レッド・ドット・デザイン・アワード」リテールデザイン部門で最優秀賞「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞!
豊かな自然に囲まれ、下流域の発展の礎となった木頭。
古くから那賀川下流地域の城郭・殿堂の建築用材に使用する良材を搬出していたことから「木の頭(かしら)」の意味として木頭(きとう)と呼ばれるようになりました。
昔から林業の盛んな地域であり「木頭杉」は良材として地域の人々の生活を支えてきました。
(詳細は本文にて・・・)
ZIPANG-5 TOKIO 2020徳島最奥~限界集落(旧・木頭村)の『未来コンビニ』~世界三大デザイン賞に輝く「全ての人が笑顔になれる、奇跡の村」を目指し未来へと紡ぐ!
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/20508218
神戸市「屋上菜園」
「アーバンファーミング」とは、都市の中心地で農業を行うことをいいます。
都市のビルの屋上やベランダ、空き地などを利用したアーバンファーミングは今、世界中で注目を集めています。神戸でもここ数年、アーバンファーミングが少しずつ浸透してきました。
例えば、ビルの屋上にある農園や、商店街の中にある空き区画を使った畑などのほか、2021年3月には、中心地にある公園の中で畑をつくる計画も進んでいます。
市民の農業への関心を高めるために始まった取り組みですが、生産者が料理人に農業を教えたり、定住外国人と日本人が交流したりと、市民同士のコミュニティづくりにもつながっています。
さらに、神戸で問題になっている「空き地・空き家」の有効活用や、流通コストの削減、新規就農者の育成など、結果的にまちの課題の解決につながることも期待されています。
(詳細は本文にて・・・)
ZIPANG-4 TOKIO 2020「アーバンファーミング」とは⁉「食」と「農」を通じた新たな街づくり~あの神戸にて~
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/10736145
山形県白鷹町「田んぼアート」
農林水産省は、農業における女性や若者の活躍を推進しています。
今後の食・農・くらしの活性化に向けたビジネスアイデアコンテストである「農業女子アワード2022」の開催に向けて、本日から募集を開始します。
募集期間:現在募集中~12月16日(金曜日) 締め切り
1.趣旨
今後の農業の持続的な発展や地域経済の活性化のためには、女性や若者など多様な主体が、それぞれの個性を活かして力を発揮していけるようにすることが重要です。
「農業女子アワード2022」では、今後の食・農・くらしの活性化に向けた女性農業者及び若者のビジネスアイデアや、年齢、性別などに関わらず個性を活かした農業経営を行っている家族・法人を表彰し、その取組を広く発信します。
(詳細は本文にて・・・)
ZIPANG-6 TOKIO 2020 農業女子アワード2022 募集中!【農林水産省】
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/39374888
富山県「白雪農園」ポニーと共に
サステナウィークでは、「あふの環2030」※に参画する企業等とともに、サステナブルな取組を発信・店頭等でPRすることで、「見た目重視から持続性重視のおかいもの」が増えることを目指します。
※ 「あふの環」とは 持続可能な消費を広めるための活動を推進するプロジェクトです
(農林水産省、消費者庁、環境省連携)詳細は巻末にてご紹介。
1.サステナウィークのコンセプト
私たちの生活は、農林水産業、ひいては自然環境からの恩恵を大きく受けています。生命を支える「食」と安心して暮らせる「環境」を未来に継承していくためには、気候変動や生物多様性の危機など、自然環境を取り巻く様々な問題から目をそらすことはできません。
しかしながら、私たちが、普段何かを買ったり、食べたりしているときに、それが自然環境にどんな影響を与えているのか思いをはせる機会はなかなかありません。
サステナウィークをきっかけに、見た目だけでなく、食と農業、林業、漁業に携わる多くの関係者の地道な努力、環境に良い活動にも注目してみませんか。サステナウィークは、サステナブルな消費に向けた「小さな一歩」や、何を買えば良いかのヒントが見つかる11日間です。
(詳細は本文にて・・・)
ZIPANG-5 TOKIO 2020「見た目重視から持続性重視へ」~食と農林水産業のサステナビリティを考える~サステナウィーク開催!
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/20369139
石川県能登 里山里海「千枚田」
世界農業遺産(※1)は、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり形づくられてきた伝統的な農林水産業と、それに関わって育まれた文化、ランドスケープ(※2)、生物多様性などが一体となった世界的に重要な農林水産業システムを国連食糧農業機関(FAO)が認定する仕組です。 世界では15ヵ国36地域、日本では8地域が認定されています。
※1 世界農業遺産 正式名称は、“Globally Important Agricultural Heritage Systems”。FAOによる正式な定義は、「コミュニティの環境及び持続可能な開発に対するニーズと志向とコミュニティの共適応により発展してきた世界的に重要な生物多様性に富む優れた土地利用及びランドスケープ」。
※2 ランドスケープ 世界農業遺産においては、「土地の上に農林水産業の営みを展開し、それが呈する一つの地域的まとまり」と定義。
(詳細は本文にて・・・)
ZIPANG TOKIO 2020「国連食糧農業機関(FAO)が認定する【世界農業遺産】とは」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/1633105
岐阜県美濃市~長良川にて~
【地方都市が目指すもの】
都市の高層オフィスビルで働く事。長らくそれは日本社会で憧れとされ、働き方のスタンダードとされてきた感がありました。しかしながら企業の効率性を重視したその働き方は、日々の通勤ラッシュ・限られた作業スペース・長時間残業等、一人ひとりの暮らしや心のゆとりを犠牲にして成り立っていた側面も大きいのではないでしょうか?
一方で、昨今の新型感染症の予防対策として、従来のオフィスワークは、在宅ワークが半ば常識化していますが、オンラインを通じた猶予ない会議時間・コミニュケ―ションの少なさ・運動不足や私語の禁止等、人間的な繋がりと身体的・精神的な健やかさを疎かにした働き方になってしまっている例も少なくないはずでは…?!
オフィスビルでの通勤型や自宅での在宅ワークで陥りがちな「機械的でロボットの様な働き方」から脱却し、自然・伝統・人の繋がりから成る「豊かな暮らしの中で働く」という日本社会が見失った「人間らしい働き方」を取り戻す事こそ地方都市の目指すところではないのだろうか??
(詳細は本文にて・・・)
美濃市の人たち曰く「あんたと話しとると孫が都会から帰ってきたみたいで嬉しいわ」
(天の声:まだまだお若い!孫じゃなくて息子でしょ・・・(?_?))
ZIPANG-5 TOKIO 2020 「 豊かなまちの暮らしの中で、人間らしく働く 」~町ごとシェアオフィス~【美濃市】
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/19862464
埼玉県武蔵野地域
世界農業遺産は、世界において重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域を認定する制度であり、各国政府(日本の場合は農林水産省)の承認を得て、国連食糧農業機関(FAO)が認定します。 また、日本農業遺産は、我が国において将来に受け継がれるべき伝統的な農林水産業システムを有する地域を認定する制度であり、農林水産大臣が認定します。
この度、農林水産省は、「平成28年度 第1回世界農業遺産等専門家会議」の評価結果を踏まえ、世界農業遺産への認定申請に係る承認及び日本農業遺産の認定を行う地域を決定しました。
(詳細は本文にて・・・)
ZIPANG TOKIO 2020「世界農業遺産への認定申請を承認した地域 &日本農業遺産に認定した地域」のご案内
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2148802
村民「みんなでつくる総合計画」の様子
川上村「みんなでつくる総合計画」
「総合計画」は 、川上村のすべての計画の基本となるもので、行政運営の総合的な指針となる計画です。将来の川上村をどのような村にしていくのか、そのために誰が、どんなことをしていくのかを、総合的・体系的にまとめるものです。5年ごとに更新する平成30年度から平成34年度とする「川上村総合計画(5か年計画)」を今年度中に策定するためのみんなでつくる総合計画の様子。
(詳細は本文にて・・・)
ZIPANG TOKIO 2020「川上村『村民憲章』 千曲川源流の村をたずねて・・・甲武信ユネスコエコパーク登録推薦決まる(埼玉県、東京都、山梨県、長野県)その弐」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3834312/
千曲川
滔々たる流れに寄り添う千曲市には水のある心地よい風景が多い。源流の流れと比べてみてください。若葉が一斉に芽吹く頃、うぐい(ハヤ)を捕る伝統の「つけば漁」が始まりを迎え、千曲川の周辺は一気に活気づく、採れたて焼きたての魚が次々と運ばれる河川敷のっけば小屋は川からの恩恵を旅人にも分け与えてもらえる貴重な場所だ!
ユネスコエコパークは、これまで地域で行われていた自然環境の保全活動等が国際的に認められてユネスコに登録される制度です。
いま行っている活動を継続し、発展させていくことが、ユネスコエコパークの活動に繋がっていきます。従って、登録によって劇的に何かが変わるということはありませんが、少しずつ将来を見据えた持続可能な発展を目指す環境が構築されていきます。
また、既に地域で適用されている法律や条例、各自治体の計画等により自然環境の保護を担保する制度ですので、新たな規制が発生することはなく、これまで可能であったことがユネスコエコパークの登録によって出来なくなることはありません。
地元のみなさんの活動も、そこに留まらず、日本国内にあるユネスコエコパーク、更にはユネスコを通じて世界のユネスコエコパークへ発信され、活動は繋がり、広がっていきます。 これまで行ってきた活動が、地域へ、日本へ、世界へ貢献する活動となっていく可能性を秘めています。
(詳細は本文にて・・・)
ZIPANG TOKIO 2020「千曲川の源流を育む甲斐・武蔵・信濃の三国にまたがる甲武信ヶ岳、甲武信ユネスコエコパーク登録推薦決まる(埼玉県、東京都、山梨県、長野県)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3822129
二人で昭和の商店街(市場街)の土地建物をすべて買い取り「古くて新しいまちの再生」
「私達は、沼垂市場通りにある割烹料理店で生まれ育ちました。 それぞれ学生時代は東京で過ごしたのですが、大学を卒業して、ここに戻ってきました。
戻ってきて、私は両親を手伝って厨房に立つようになったのですが、まちの元気が なくなっていることに気づきました。
そして、まちの元気が なくなると・・・・・・・・・・・ 」時代の変化による盛衰を間近に見てきた田村氏は、通りにかつての賑わいを取り戻し、魅力ある街づくりを実現したいと考え、自ら惣菜店をオープンさせたことをきっかけに再生プロジェクトを始動。
「古くて新しい沼垂」をコンセプトに掲げ活動をはじめると、そのノスタルジックなまちの雰囲気に惹かれた若者たちの出店が相次ぎ、2015年春、沼垂テラス商店街として新商店街が誕生した。
ZIPANG TOKIO 2020「ふるさとを愛する 二人が、若い仲間たちと創った ~古くて新しい沼垂~『沼垂テラス商店街』2017年グッドデザイン賞受賞!」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/4006940
隠岐の島町「佐々木家住宅」 土間
隠岐の島 最古の木造住宅で、屋敷内に同家に伝わる民具を展示しています。
天保7年(1836年)に建てられた杉皮葺き石置き屋根の木造住宅で、3か所に設けられた戸口など隠岐独特の特徴があり、国指定重要文化財です。
屋敷内には農具、飲食用具、灯火用具など重要な民俗資料が多数展示されています。
(詳細は本文にて・・・)
ZIPANG-5 TOKIO 2020 日本海に浮かぶ宝島、隠岐4島~隠岐ユネスコ世界ジオパークの魅力~(1)
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