身体に語りかける
マノマノ稲穂@manomano_farm
体に不調が現れたら、やりたくない事を無理してやっていないかな?と「心の声」を聞いてあげよう。体はとても正直。
自分の感情や思考が日々、体に現れます。シンプルに『こうしたい』を感じてください。あなたの中に眠っている感情をたいせつに。今日もおだやかな一日となりますように。
Facebook宮井陸郎 シャンタンさん投稿記事
身体に従いなさい。どんなやり方にしろ、決して身体を支配しようとしてはいけない。
いかに自分の身体に語りかけるかを学ぶといい。すると多くのことが起こるだろう。
身体に従いなさい。身体はあなたの礎(いしずえ)だ。
ひとたび自分の身体を理解し始めたら、苦悩の99%はあっさり消えてしまう。
osho
第二次世界大戦中、ある男が喉を貫通する銃弾を受けたことがあった。
彼は死ななかったが、喉を通して飲み食い出来なくなってしまった管全体を閉じなければならなかったのだ。そこで医師達は、彼の胃の脇にパイプ付きの小さな管を作った。
彼はパイプに食べ物を入れることになった。しかし、そこには何の喜びもなかった。
アイスクリームを入れている時でさえ・・・彼はとても憤慨していた。彼は言った。
「これでは・・・味が分からないじゃありませんか」
そこである医師が提案した。
「こんな風にやってみなさい。まず食べ物を味わい、それからパイプに入れるのだ」
そして彼は40年間そのようにした。彼はまず噛んで楽しんでから、食べ物をパイプに入れた。パイプは実にお誂(あつら)え向きだった。なぜなら、あなたの体内にもまさにパイプがあるからだ。それは皮膚の下に隠れているに過ぎない。
この不運な男のパイプは外に出ていた。
掃除でも何でも出来たから、それはあなたのパイプよりも優れていたと言える。
消化の全システムは奇跡を行っている。
小さな消化のシステムが行っていることを、全て私達が行うことになったら・・・
食物を血液に変え、あらゆる成分を分別し、その成分を必要とされる場所へ送るには、大きな工場が必要になるだろうと科学者は言う。
ある成分は脳に必要で、血液で脳に運ばなければならない。他のものは別の場所・・・眼、耳、骨、皮膚で必要とされる。身体はその全てを完璧に70,80,90年にもわたって行う。
でも、あなたはその英知を理解していない。
聞いたことがあるかもしれないが、卑金属を黄金に変容させようと試みた錬金術師達がいた。
あなたの身体はもっと優れたことをしている・・・
あなたが絶えず体内に放り込んでいるあらゆる種類のがらくたを、身体は血液に変容させ、骨に変容させているのだ。しかも血や骨だけでなく、そのがらくたを脳の栄養にも変えている。
身体はアイスクリームやコカコーラから脳を創り、その脳はアルバート・アインシュタインや
仏陀やツァラトゥストラや老子のような人を生み出す。
ちょっとその奇跡を見てごらん!
脳は、小さな頭蓋骨に収まっている非常に小さなものだ・・・脳は、たったひとつでも世界のあらゆる図書館を収容出来る。その容量はほとんど無限だ。脳はもっとも優れた記憶装置だ。
同じ容量のコンピューターを作りたかったら、そのコンピューターを機能させる為に何マイルものスペースが必要だろう。
そして科学はこれまで発展して来たが、アイスクリームを血液に変容させることは出来ていない。科学者達は試みて来たが、アイスクリームを血液に変容させるのに必要な手掛かりを見つけられずにいる・・・
アイスクリームから脳を創る!多分、そんなことは起こらないだろう。
もしくは例え起こったとしても、それは脳を通じて起こるだろう。それもまた脳の奇跡だ。
ひとたび自分の身体とコミュニケーションを取り始めたら、事はとても容易になる。
身体に無理強いする必要はない。身体を説得するといい。
身体と闘う必要はない・・・それは醜く、暴力的で、攻撃的だ。
そしてあらゆる種類の葛藤は、ますます緊張を生み出す。
だからどんな葛藤の中にも留まらないこと・・・安らぎを心がけなさい。
また身体は神からのとても素晴らしい贈り物だから、それと闘うことは神を否定することになる。身体は神殿だ・・・私達はその中に収まっている。
身体は寺院だ。私達はその中で生きており、トータルに手入れをする必要がある・・・
それは私達の責任だ。
初めのうちは少し馬鹿々々しく思うかもしれない。というのも自分の身体に語りかけるだなんて、私達は教わったこともないのだから・・・
だが、それを通して奇跡が起こる。私達が知らないうちに、奇跡はすでに起こっている。
私が話す時、話すにつれて私の手はジェスチャー(仕草)をする。
私はあなたに話している・・・何かを伝達しているのは私のマインドだ。私の身体はそれに従う。身体はマインドと協調関係にある。
手を挙げたい時、何かをする必要はない・・・ただ単純に手を挙げるだけだ。
手を挙げたいと思うだけで身体は従う・・・それは奇跡だ。
ところが実のところ生物学も生理学も、それがどんな風に起こるのか未だに説明出来ていない。なぜなら思いは思いだからだ。手を挙げたいと思う・・・これは思いだ。
この思いはどんな風に手への物理的なメッセージに変容されるのだろう?
しかも全く時間がかからない・・・ほんのわずかな間合いか、時には全くギャップ(時間差)がない。例えば私が話すと、私の手は一緒に動き続ける・・・時間差がない。
身体はまるでマインドと平行して動いているかのようだ。それはとても繊細なことだ・・・
いかに自分の身体に語りかけるかを学ぶといい。すると多くのことが起こるだろう。
身体に従いなさい。どんなやり方にしろ、決して身体を支配しようとしてはいけない。
身体はあなたの礎(いしずえ)だ。
ひとたび自分の身体を理解し始めたら、苦悩の99%はあっさり消えてしまう。