運動を習慣化するには ⑤ あなたに合うタイプの運動をする
あなたに合うタイプと言われても、選択の要因はたくさんあります。
今回は「ジムが近所にある」「私の行ける時間に空いているジムに行く」などの環境要因ではなく、持って生まれた遺伝子レベルの話。
人の筋肉のタイプは生まれながらに決まっています。
簡単に言えば瞬発的か時給的か。
ざっくりと筋繊維のタイプで言うと
・速筋優位
・遅筋優位
に分けられます。
速筋優位の人の特徴は
・長距離走より短距離走
・筋肉がつきやすい
・瞬発動作(投擲、パンチ&キックなど)が得意
遅筋優位の人の特徴は
・短距離走より長距離走
・筋肉が大きくなりにくい
・ゆっくりした動きが得意
そうなると速筋優位の人に向いているトレーニングの種類は
・ウェイトトレーニング
・高強度短時間の代謝系エクササイズ
・キックボクシング、ボクシング
など
遅筋繊維の人に向いているトレーニングの種類は
・ヨガやピラティス
・低〜中強度の有酸素運動
・ストレッチ
などです。
もちろん両方の要素を併せ持った中間筋タイプの人も一定数いて、そのタイプの人はある程度どちらのトレーニングもこなす事ができます。
ご自分の筋繊維のタイプを知って、それに見合う種類のトレーニングを選択する事で、そのトレーニングに対する苦手意識を持つ事なく、習慣化する事ができるのです。
この辺りはこのシリーズの①で書いた事と重複するのですが、トレーニングに取り組む際にどうしても「弱い部分を強くする」「苦手を克服する」という意識で取り組む方が多いようですが、現実的にはだからこそ続かないのです。
ではご自分の筋繊維のタイプを知るためにはどうすれば良いのか?
ます子供の頃からどんな運動が得意で何が嫌いだったかを思い出してください。
その嫌いだった原因が
「水着でプールに入るのが嫌だった」
「〇〇ちゃんと一緒だったから楽しかった」
などの環境要因だったものを除き、苦手意識=運動そのものが不得意なものを見つけ出せし、逆に得意なものがあれば、その運動の種類からあなたの筋繊維のタイプを想定する事ができます。
それによって分類した筋繊維のタイプから上記の向いているトレーニングを見つけ、その中から始めてみて習慣化する。
多分苦手なものを克服しようとするより高確率で続けられるはずです。
もしあなたの筋繊維のタイプと得意な運動がわからない時はご相談ください。
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よろしくお願いいたします。