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成冨史絵のゼンタングル®︎

ゼンタングル・インスパイアド・アート

2018.05.17 01:42

ゼンタングルという言葉、あちこちでよく見かけます。

主に、細かい線画で、意味のないパターンを繰り返し描いて行って紙を埋めるというもの。Instagramやツイッターでも、そのような作品をアップしてゼンタングルのハッシュタグをつけている方をよく見かけます。


そうですね!ゼンタングルは、そのようなものであることは間違いないと思います!


しかし、ゼンタングルを教えるには資格がいります。なぜだと思います?

アメリカで生まれたゼンタングルは、実は紙のサイズや道具が決まっていて、描くためのステップも決まっています。

紙はとても小さいのですが、とても上質です。道具も、厳選されたものを使います。色、消しゴム、定規は使わず、具象的なモチーフも使いません。

そして、いくつかのステップを踏んで、誰でも描けるように考えられているのです。


要するに、最初の入り口は、『誰でも描けて、誰でもアートに触れられる』ということではないかと思います。

ゼンタングルは、初心者向けのアートなんですね。


ですから、本当のゼンタングルを教えるには、それなりの勉強が必要ということなのです。(私はまだ教える資格がないので、予習している段階での意見です。間違っていたら、後日訂正しますね!!)


しかし、進めていくうちに、段々とその枠を破って、飛び越え、大きな作品や誰にもかけないようなものを描き始めます。いつまでも、基本のゼンタングルを繰り返す人もいます。

アーティストの誕生です。


ゼンタングルを通して、「自分はこれが好き!」という発見がでたら、自分の心を、筋肉を、脳みそを、1つの絵に表現できるようになったら、立派なアーティストだと私は考えます。


ゼンタングルの基本から離れて、具象的なモチーフを使ったり、ふんだんにカラー使っり、大きな紙に描いたり・・・

そのような作品のことを、ZIA(ジア) と呼びます。

ゼンタングル・インスパイアド・アートの略で、日本語では「ゼンタングルから思いついた(ひらめいた)アート」とでも言いましょうか。


ですから、よく見かける、ゼンタングルのようなパターンを使った線画のことは、ゼンタングルとは言わずに『ZIA』と呼びます。

でも、 #ゼンタングル とハッシュタグをつけておけば、ゼンタングル好きな人に見てもらえるので良いですね♪


インターネットで素晴らしいZIAを描かれている方に、是非本物のゼンタングルタイルをお配りしたい。どんな作品になるのか・・非常に楽しみです!!!

これからもたくさんのZIAを見れるのを楽しみにしています。


ツイッターにもアップしたのですが、以前描いたZIAを載せます!

これは、『リメンバーミー 』という映画を観た後に描いたもの。

映画に出てくる、花、ギター、ドクロ、、、をモチーフに、カラーも使いました。(これを見たら、思いっきりコロリアージュじゃないか!!と、思いました・・・)


ゼンタングルと、映画の、2つからインスパイアされた作品。描いていてとても楽しかったです!