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秋のお悩みー便秘

2022.09.29 11:00


金木犀が香りはじめましたね。

本格的な秋に突入です。空気もカラッとして朝晩はとても涼しくなりました。

 

東洋医学では秋と関連が深いとされる事象は

「燥」「肺」「大腸」「鼻」「悲」「辛」などがあります。

あの湿気はどこに行ったの?というくらい一気に乾燥してきましたし、そうなると肌はもちろん肺や大腸も乾燥の影響を受けます。

日が短くなってなんだかもの悲しさを感じる秋でもありますね。「秋うつ」という季節性のうつも自然現象だと言えるかもしれません。(←夏の過ごし方にもよりますが)

そんなときは辛い物(みょうが・ねぎ・大根・唐辛子・スパイスなど)を摂ると良いですが、摂りすぎると乾燥に傾いてしまうので注意が必要です。

季節の養生はその季節を上手に乗り切るためのものですが、次の季節の準備養生でもあるわけです。

 

さて、最近のお客様のお悩みで多いのが【便秘】

〇普段便秘とは無縁なのに今日は出てないです…

〇全く出ないわけじゃないけれど…すっきりしない

〇コロコロとしていたり硬い感じ…

といった具合。

 

夏は体内の熱を排出しようと働くので汗をかくし便も出やすくなり、体内も潤っているので便がゆるくなる傾向に、

秋は排出しようとする反応が鈍くなり体内が乾燥傾向にあるので、便が硬くなり出にくくなるのでは?と感じています。

 

肺と大腸は親子関係にあるので体内に取り込んだ氣が乾燥していると肺も乾燥するし、子である大腸も乾燥する。ゆえに便が硬くなり出にくくなる。

とも考えられます。

 

ではそんなときはどうしたらよいか。

食べ物・飲み物で養生しましょう。

甘酸っぱいものはカラダを潤すと言われています。

梨・ぶどう・いちじくなどの旬の果物がいいですね!

前回もご紹介しましたが菊花もおすすめです。

 

夏は脱水症状の予防に水分補給!でしたが

秋は乾燥予防にこまめに水分補給しましょう。