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人生道半ば

閑話休題2 音楽とは

2018.05.18 14:55

小学校2年生でBluesに初めて遭遇して以来、音楽は小生にとってものすごく

「心が揺れるモノ」

という感覚が体に宿ったのだと思います。

母親は都はるみとか五木ひろしが好きだったのですが小生は母親の影響は全く受けず、

「音楽を聴く」

というよりむしろ聖歌隊でベレー帽をかぶって大きな声で

「発散するもの。神様への祈りを捧げるのが音楽」

という感じでした。

「聴く」より「歌う」方が好きだった。教会のオルガンで合掌し、コーラスでハモったりするのがとっても心地よかったのです。

そんな幼少期でしたが中学生にもなると教会から離れてしまい、野球に昏倒していきしばらく音楽を楽しむ余裕なんかなくなっていました。

もちろん音楽は好きで当時は深夜放送全盛の時代ですからご多忙にもれずヤンリクやヤンタンとか聞いていました。ですがなぜか日本の音楽にはそれほど深入りせず、ニューミュージックとか言われてたジャンルが「どちかと言えば好き」という程度でした。周りの友達は「松山千春がいい」とか「オフコース、中島みゆき」とかだったように思うのですがそれも定かではありません。

よく「あの歌詞がいい」とか聞くのですが小生は歌詞がいいから、この曲が好き、

という入り方をしたことは一度もないんです。きっと文字(活字・言葉)より音符(フィーリング・グルーブ・ビート感)で好みの音楽を聴き分けていたのだと思います。

何言ってるかわからない英語(ビートルズ)だけど体は揺れる、みたいなのが好きだったのでしょう。

これって「音楽に国境(言葉の障害)はない!」って事の証明になりませんかね(笑)

脱線・・

まあフォークソングに時々出てくるような夕日に向かってセンチメンタルな気持ちになったり、彼女どうしてるかなあ・・とか浴衣姿の彼女、なんてそういうとこを見る(感じる)余裕なんてなかったし、生きていくことに必死で「明日の朝飯はどうする、明日着る服がない・・」的な日常だった。夕日や星空に思いをはせる余裕は本当になかったのです。

18歳ぐらいになるとほんの少し生きていく知恵もつき

「Bluesとはなんぞや?・・・」とか考えたり、

「俺っていったい何者なのか?」

とか考えても答えのないようなことに気を取られたりしながら若さで有り余るエネルギーのやり場を探していました。

小生が心が震える音楽というのはなぜか黒人の音楽ばかりでした。マービンゲイ、ジャクソン5、ライトニンホプキンス等、あげればキリがないぐらい。しかもどっぷりとカントリーブルース・・・

基本的に幼少期の神父様のイメージから離れられず、

「生ギター一本勝負!」的な音楽に惹かれていました。

それに並行して

Bluesの歴史の本を読んだりしてありきたりの知識を詰め込んでいきました。

そして・・・そしてbluesの歴史を知れば知るほどbluesが好きになってしまい、

bluesのとりこになってしまったのです。当時は

「もっとbluesを浴びて暮らしたい・・」なんて生意気なこと言ってたそうです

(うなぎ2号談)

ですが本当に「もっと、もっと、もっとbluesを聴きたい!」と本気で思っていましたし

「もうblues以外は音楽ではない!」(笑)

ぐらい思い詰めていた時期もありました。

そして小生が一番bluesにハマった時代のころも書かねばなりますまい(笑)

誰も期待してはいないと思いますが乞うご期待!

つづく・・・・

・・・・・ち・・・・・・