広い目

水曜、新刊を入稿したと思ったら不備の連絡があり再入稿。金曜の現在も連絡はないのでおそらくもう大丈夫と思い、やっとほっと一息ついている。作業をしている間はこの日記について色々考えていた。そのことも新刊におさめている。これからもこの日記は続けるけれども、前のようにほぼ毎日でなく、今のように書けるなと思ったときに書く感じにすると思う。あとペーパー（murmur）の形を続けるかはまだ考えている。なんにせよ身近な人に見てもらっても大丈夫なものにしたい。

創作に関しては、なんであんなに小説しかないと、もっというなら言葉しかないと、そして書くならすごいものを書くしかない、多くの人に知ってもらうしかない、と思っていたんだろうと、不思議な気持ちでいる。〜しかないと思うことは危ういことと思う。少なくとも私にとっては。来年からも日記を書き小説を書き、本を作り公募もしイベントに出て、とこれまでと変わらないと思うけれども、自分で自分に課していた縛りがまた一つ解けて心はけっこう楽になった。あと詩歌もやりたいし紙もの作りもしたいと思っていて、ますます一貫性がなくなりそうだけれども、そんな自分で当たり前と思えるようになった。この自分を維持するためにも何かあれば身近な人に助けをこうたり、逆に手を差し伸べられるような創作の環境を作りたいと思う。