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【一時帰国編】こどものひじが外れる肘内障(ちゅうないしょう)

2018.05.17 22:00


今日は日本一時帰国中に起きた息子のトラブルについて、小さなお子様がいるご家庭にはぜひ知っておいていただきたいなと思い書いてみます。



小さな子供がいる家庭なら一度はやったことがあるであろうこの『手繋ぎジャンプ』。



我が家の2歳の息子もこの遊びが大好き!


パパと3人で歩ける時は必ず『やってやって〜』とお願いしてきます。



とある日曜日、

珍しく祖父母と一緒にお散歩をしてる時、息子が祖母と私の手をつかんでこれをやってほしいと言ってきたので、息子の手を持ってジャンプさせてあげていました。


しかし、慣れていない祖母との手繋ぎジャンプだったので、なかなか持ち上げるタイミングが合わずもたつきながらジャンプさせてあげていたところ・・・


『いたい...いたい...』


と、左腕を押さえ始めた息子。


はじめは、祖母が強く手を握りすぎたのかなぁ?なんて思い、とりあえずベビーカーに乗せて家まで戻ることに。


しかし、明らかにテンションの下がる息子。


そして、痛がっていた方の腕はだらんと下げたまま。


おもちゃを渡しても片手でしかいじらず、痛がっていた左腕はあきらかに自分で動かせない様子。



家に到着しても、腕を動かすと痛がり、ずっと左腕は下げたまま。



・・・んー、これはちとマズそうだΣ(゚д゚lll)


と、祖父母とわたしはあたふた。


日曜日の午後だったので、整形外科のある病院は当然やっておらず...


休日救急外来を受け付けている病院に何軒か電話するものの、『整形外科の先生は今日はいないのでご了承ください』との返答。


仕方なく、何軒かある中でも大きい病院の休日救急外来へ連れて行くことに。



診断結果は、

こどものひじが外れかける


肘内障(ちゅうないしょう)


という疾患でした。



肘内障(ちゅうないしょう)とは

肘の輪状靭帯と橈骨頭(とうこつとう)がはずれかける「亜脱臼」を起こしてしまった状態。


大人が子どもの手を引っぱった時に起こりやすく、輪状靭帯が発達していない1歳未満から6歳くらいの子どもに多い疾患のようです。


この肘内障、外れかけている関節をハメれば一瞬で治ることがほとんどのようです。


とはいえ、

肘内障の整復法に習熟している医師が行うのが理想的とのこと。


休日救急外来で専門医が不在だったので、その日になおしてもらえるのか不安だったのですが、診察室で問診を終えると医師が息子の腕をいじり、その場でハメてくれました!!


それはそれは本当に一瞬。


はめてもらった瞬間、さっきまで上がらなかった息子の腕が頭の上まで上がり、自分で動かせるように(*´꒳`*)


この肘内障、休日に多い疾患のようで、当直の医師も割と慣れていたのかもしれません。


その日にすぐ治って本当によかった!!!


そして、このトラブルが起きたのが住み慣れた日本でよかった...

ジャカルタだったらもっとあたふたしてしまっていたかもしれません。



これまで、当たり前のようにやっていた手繋ぎジャンプでしたが、小さなこどもの身体はまだまだ繊細なのだと肝に銘じました。


こどもが大好きな手繋ぎジャンプ、

小さなお子様をお持ちの方は、くれぐれもお気をつけください!



以上、

一時帰国中の息子のトラブルについてでした。