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(幻)西和市観光研究所

上牧町の紹介①

2023.03.18 23:12

上牧町は、奈良県の北西部に位置し、面積は6・14㎢で、東西2・1km、南北3・6kmのほぼ長方形をした町です。北は王寺町、北東は河合町、南は広陵町、そして西は葛下川を挟んで香芝市に隣接しています。大阪中心部から電車とバスを乗り継げば60分以内でアクセスできる、県外への通勤・通学にも便利な立地です。昭和40年代後半には、西大和ニュータウンの開発により、人口が急増し、人口増加率日本一になったこともあります。現在の人口は22、587人(平成30年6月末現在)。のどかな田園風景がありながら、生活に欠かせない商業施設や教育機関などが集まる、生活に馴染みやすい町です。 「上牧」の地名の起こりは、この地一帯がゆるやかな丘陵に抱かれ、放牧に適しており、上の牧、下の牧があったところからと推測されます。そのことは「日本書紀」や「続日本紀」によってもうかがわれます。 この地は当時の宮廷人たちの逍遥の地で、しばしばその歩みを止めたというほどです。なかでも南上牧東南丘から井戸ヶ尻に至る眺めは素晴らしく、この辺り一帯の丘はすべて古墳であるといわれています。元亀・天正の戦乱の時代になると、片岡国春氏が下牧に城山を構え治めていましたが、天正5年10月、子孫の弥太郎春之の時に、河内国の松永久秀の軍勢により片岡城を追われます。その後、織田信長に反旗を翻した松永久秀の片岡城を攻めるために、明智光秀や筒井順慶らが戦国絵巻を繰り広げるなど、この町は歴史ロマンを感じさせられる地でもあります。


※全国町村会ホームページより