【100切り講座 第37回】パターレッスン(その1)
ゴルフを上達する上でパターほど、安価で時間をかけずに手っ取り早く上達する方法は他にありません。ゴルフ練習場に行くとなると、往復の時間も考慮し2時間は必要ではないでしょうか。ボール代金も必要です。なかなか毎日できるわけもなく、週1回練習ぐらいの人が多いように思います。
「毎日練習できればもっと上達するのに!」そう思っている人も少なくないかと思います。パター練習なら、毎日、無料、短時間で、練習が可能です!スコアを良くしたいのであれば、是非取り組んでください☆
そして何と言っても、
パターは練習した分しっかりと上達に繋がります!!
他のクラブは、独学でやると変な癖が付いてしまうことがよくありますが、パターに関してはそれがありません。「きちんと練習方法を習ってからやろう」なんて考えている人はさっさとパターを握ってボールをコツンと打ってください!
なぜ他のクラブは変な癖が付きやすいかというと、従来の感覚が通用しないからです(詳細はこちら)
パターに関しては、他のスポーツ同様に打つ方向と、エネルギーを加える方向が一致しているので、従来の感覚が活きてきます。例えばテニスを初心者さん2名がよく分からずに打ち合いをしているだけでも徐々に上達するのと同様に、パターも打っているだけでちゃんと上達します。
寧ろ、最初は変にアドバイスを受けて固定概念にとらわれるより、自分なりに打ちやすい形を探してみるのが良いかと思います。レッスン時にパターの打ち方を見させてもらうこともありますが「こうしないといけないんですよね」と雑誌やYouTubeで得た情報を鵜呑みにして、ぎこちない動きになっている人も結構います。
そして、どうすれば自分にとって打ちやすいかを考える際にお勧めなのが、右手1本での片手打ちです。アイアンでもよく片手素振りは行ってもらいますが、片手だとより自然な動作を行いやすくなります。変な癖のある動作を片手でやると、これはやりにくいなぁと気付きやすくなります。
右手一本の片手打ちで、約1~2メートル、どうすれば真っ直ぐに打ちやすいか!?を考えて色々試してください。「どうすれば」の部分がよく分からない人は、下記を考えてみましょう。
・スタンスの幅はどれぐらいが打ちやすい?
・握り方は?(アイアンと一緒と決め付けないで)
・握る位置は?(長く?短く?中央?)
・ボールの位置はどこ?
・構えたときのフェイスの角度、向きは?
・バックスイングは大きく上げた方が打ちやすい?
・フォローは大きく出した方が打ちやすい?
・円軌道を描く?描かない?
次回ブログでは、色々試したけれどもそれでもやっぱり悩んでいる方へ、考え方や、どれが無難かなど正解に近づくためのアドバイスをさせて頂きますね。(早く知りたい人はレッスンでご質問ください)
※スイング作りもそうなのですが、1つの正解がある訳ではありません。1つの正解があると誤解している人は、その正解だけを知りたがります。結果、練習場では打てても、応用が利かず、本番では使えないスイングが出来上がってしまいます。。。常に考え方、意図、意味を理解し、状況にあったスイングを行って行きましょう♪(なので、レッスンでは話が長くなりますww)