書く日常
2018.05.17 15:00
13年ほど前から、あることをきっかけに
学生のとき以来久しぶりに日記をつけるようになった。
デザインも様々のA5サイズのノートが
今では積もり積もって50冊以上になり、驚く。
13年のなかで、ある思考や感情たちが100万文字の目に見える形となって
この世に残されて来たというわけ。
滅多に読み返したりはしないけどね。
効用としては、感情を文字にして書き連ねているうちに、
自然とあれこれが収束に向かってゆく、ということ。
あれは不思議ね。
たとえこの世の終わりみたいな気分で書き始めたとしても、
黒々とした感情のままで終わることはない。
文字を連ねるごとに、どこかニュートラルな色に自然と変化して行って、
さっぱりした気持ちでペンを置くことが常。
それからもうひとつは、
数年前のページにいままさに抱えている問題と
まったく同様のものを見つけたりすることがある。
それを乗り越えて来た過去の自分が、いまの自分の
強力な味方になってくれているようで、
それはずいぶんと励まされるのだ。
あとは、
文房具屋や雑貨屋でノートを選ぶのは、とても楽しい。
ノートや、いつも使っているペンの替え芯がなくなると
一日たりともガマンできないから、
定期的に大人買いするのがほんとうに楽しいです。