片付けの脳科学

2018.05.18 09:07

今回はひとそれぞれ異なる「脳のパーソナリティ」のお話です。



早速ですが、皆さんは自分の性格や癖を把握していますか?



片付けにおいては、自分の行動特性を把握し、自分のタイプに合ったやり方を選ぶことが大切です。



実は流行や見た目の好みだけで方法を選び、真似してみても、あまりうまくいきません。



テレビや雑誌で取り上げられた収納や、流行りの断捨離。



「色々試してみたけど挫折した」という方も多い思います。



そんな方は、自分にとっては難しい、維持しづらいものに取り組んでしまっている可能性があります。





【認知・行動のくせはひとによって違う】


脳の働き方には個人差があります。



右脳と左脳で得意なことが違うことはよく言われていますよね。



(例)

・右脳は感覚的な処理、ひらめきやイメージの表現、色や形・空間の認識が得意。


・左脳は理論的な処理、ルーティンワーク、文字や数字の認識、スケジューリングが得意。




得意なことが違う右脳と左脳ですが、どちらの脳の働きが強いかは人によって異なります。



これを脳のパーソナリティ、「利き脳」といいます。



聞きなれない言葉ですが、利き手や利き足を例にするとわかりやすいのではないでしょうか。



例えば、右利きの人は、左手より右手の方が字を書きやすいですよね。



同じように、利き脳が右の人(右脳の働きが強い人)は、


「ルールの多いルーティンワーク」よりも、


「ひらめきやイメージを活かした自由な表現」の方がやりやすいという特徴が生まれます。



※利き脳については、京都大学の坂野登先生が著書で詳しく書かれています。






これは片付け方や収納方法にも応用が効きます。



つまり、ある人が「使いやすい」と感じる収納方法も、別の人には「使いづらい」と感じる可能性があるということです。




逆に、利き脳の特性を片付けに活かし、自分に合った(自分が得意な)やり方で片付けると、頑張らなくても簡単に維持できます。




利き脳タイプのチェック方法と、タイプ別の収納方法はすでに色んなところで紹介がされています。



SUUMOジャーナルさんの記事がわかりやすいと思いますので、ご興味がありましたらご覧ください。



詳しくはこちら↓↓↓




自分に合った片付け方がわからないというひとは、ぜひ一度試してみてくださいね。

 

 


 

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