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花里サチホ 見上げると空は こんなに広く輝いていた

終演しました★タピストリ@銀座『点と線』

2018.05.18 12:43

遅くなりましたが、、、

タピストリ@銀座『点と線』、5月16日20:00の1回限りのショーを無事に終えました!


ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました!!

満席をいただいて、とてもあったかい会場で迎えられたこと、感謝感激でした★


撮影:江戸川カエル



タピストリとしてやる第2回目のショーであり、構成も一新して、公演時間1時間まるまる即興でシーンを作ることに挑戦したショーでした。



お客様にいただいた5つのキーワードが点となり、それが繋がることで線というストーリーとなる。

オシャレなタイトルに仕上がりましたね笑



今回いただいたキーワードは、

・岩登り

・江戸前寿司

・鏡

・線香



キーワードを見るだけでも、なんだか想像が膨らみます★


お客様にいただくアイディアはいろんないただき方がありますが、今回はこちらがする質問に対して、お好きなタイミングでパラパラと言っていただきました。



客席から声を発する機会に遭遇することはなかなかにないことだと思います。

だからもちろん抵抗があるのは当たり前だし、恥ずかしいなと感じた方もいらっしゃったと思います。


「言わなくちゃ」

ではなくて、

「言いたいなー!」

と思って、楽しんで言ってもらえる空気感★

は本当に大切(●´ω`●)



行きつけのお店に来てるような感覚っていいですよね♬



「客席」と「ステージ」間にある境界という概念を取っ払えるチカラをインプロは持ってるはず!



今回は、

岩登りをするよーじくん、その婚約者だけどあまり上手くいってないゆみ、ゆみの妹で何でも完璧だが結婚できないさや、ホームレスになる決心をした画家のタカシ、ゆみの幼馴染ケイコ。

この5人のキャラが絡み合うストーリーとなりました。



個人的に一番好きだった瞬間は、

岩を登るよーじくんと、絵を描き続けるタカシの、場所は違うけど交錯する2人の場面が舞台上で同時に存在したとき。

美しいな、と思った。




即興だからこそ、

次のシーンが決まってないからこそ、

思わず同時に2人ステージに出たことで

生まれた絵。




引き込まれる瞬間というのは、

「予想できる範囲の外」

にあるんだということを

改めて思いました(*´ー`*)




その点でいうと、

自分自身まだまだこなせる範囲でしか生きていないな。

今回のシーンへの関わり方もそうだったなという反省もあったり。



本当にどうなるか分からないところに追い込まれたとき、果たして自分はどうなるのか?



インプロは、人生。

まだまだ向き合っていないことがたくさんあります。



芸術としてのインプロ。

これからも追求していきます!



その場に「いる」こと。

即興だろうと、台本があろうと変わらない。

濃度高く、「いる」こと。