Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

あらくれ者のじぶんごと

恋愛観について

2018.05.20 11:00

みなさんこんばんは


期末試験を乗り切り、やっと一年生を終了することができたキョウトジンです。



もうすぐ日本に帰るので、美味い日本食を食べるのが待ち遠しいですね。

今日は、ちょっと面白い動画をYouTubeで見つけたので、それについて話してみたいと思います。



その動画というのがこちら



簡単に内容をまとめると、女性1人に対してマスクで顔を隠された状態の10人の男性がおり、マッチングアプリのチャット機能を使いながら好みの男性を見つけるという構成です。とくに面白いのが、女性側がこの人とはデートできないな、付き合えないな、と思ったらマスクを外して席を離れるところですね。


マスクを外したらイケメンだった…みたいな(笑)



韓国のメディアによって作成された動画で、このチャンネルでは他の若者文化についても面白い視点から切り込んでいるので、ぜひ良ければ見てみてください。



この動画を見てまず僕が思ったのが、僕の恋愛観が日本を離れてかなり変わったということです。


みなさんは「マッチングアプリ」というものを使いますか?



僕は使っています。


これを日本で言うと同期の女子などに引かれてしまうかもしれませんが、意外と中国では普通です。オオサカジンにも聞きましたがイギリスでも広く利用されているようです(オオサカジンが使っているかどうかは知りません笑)。アメリカでもTinderという元祖マッチングアプリがありますし、そういったツールを使わない、もしくは使っていても言うのが憚られる、というのは日本ぐらいじゃないでしょうか



海外大にきてからアプリを使ってBlind Date(オンラインで知り合った人と実際にデートすること)をしたことも何度もありますし、それが普通になりました。


僕はこの変化が、世界中の若者に対して起こっている変化ではないかと思います。恋人という関係性を自ら「作り出す」ことから「選ぶ」という変化です。


別にこれは恋愛に限った話ではなく、ネット社会が様々な分野に関してそういった変化をもたらしていると思います。今までかなり煩雑だったことが、スマホをスワイプするだけ、パソコンをカチカチやるだけで簡単にできるようになりました。


今まではものを買うときもどこかの店に行って店員と話し、購入を決めるというある程度の能動性がありましたが、今は流れてくる情報から選ぶだけという受動的な活動ばかりになっていると感じます。


それをうまく描写しているのがこの動画だと思います。


マッチングアプリはいわゆる受動的な活動の象徴です。自ら関係をつないでいこうということはなく、相手の情報を探り、自分と合うかどうかを見ていくのみ。タバコを吸うか、タトゥーはあるか、大学を卒業しているか、稼ぎはどのくらいか、などといった条件のみに依存しています。



僕もこの半年でかなり選択的になったと思います。


結婚する人は学士を最低限持っていてほしいし、身なりはきちんとしてほしい。欲を言えば身長も160以上は欲しい。条件がかなり増えました。


動画の中盤では女性の方が去っていく男性に対して謝っていましたが、上に挙げたような条件だけであなたを見てしまい、ごめんなさいという感情からではないでしょうか。普段はネットを通じて見ることのできない若者のやり取り、感情の起伏をうまく表面化している動画だと思います。


僕が中高生の頃は、選ぶということもありましたが(笑)、そこからその選んだ人へアプローチする、合わない部分を合わせていくという能動的な過程がありました。そのプロセスがすっぽり抜けてしまっているなと自省したのが、僕の動画に対する感想です。



マッチングアプリ自体は否定しないし、これからも使い続けていくつもりですが、固定的な条件を減らしていきたいと思っています。そうすることで出会っていく人の多様性やバランスが保たれると思うし、自分自身の教養も深まると思うからですね。


もし日本大好きな中国人ばかりと付き合っていたら、日本があんまり好きではない人の価値観を知ることはできないですし、そういった人とどううまくやっていくか、ということは学んでみる価値があると思います。


ただ、面白いのがうまくバランスを保たないと多様性が失われてしまうということです。日本的な恋愛、周りの人と関係を紡ぎながら恋人を見つけるというやり方では似たような人としか付き合うことはないでしょうし、アプリで選択することばかりしていては趣味嗜好が偏ります。


なので、ベストな方法はアプリでいろんな人と出会いながら、その都度能動的に動けるかというところですかね。



これが今僕が持っている、ベストな恋愛方法です。



みなさんいろいろな恋愛観あっていいと思いますが、これが参考になれば幸いです。


つまり僕が最後に言いたいのは彼女募集中ということですね。 ……はい、頑張ります。



それでは!

キョウトジン