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2年間の協力隊活動を振り返る

2018.05.18 21:55

「経営者の言葉」

グーグルのCEOだったエリック・シュミットはこう言っています。

「我々の目標は、世界を変えることだ。

金を稼ぐのは、その費用を手に入れるための手段に過ぎない」

GEのCEO、ジェフリー・イメルトはこう言っています。

「GEで働けば、歴史を作り上げることができる」

世界の経営者、特にアメリカの巨大企業のトップたちは、

莫大な利益の追求とともに、必ず地球規模の課題への取り組みという目標を持っています。


今回は終わりに近づいている協力隊活動について。

青年海外協力隊の目的は3つあります。

1「開発途上国の経済・社会の発展に寄与する」

2「異文化社会における相互理解の深化と共生」

3「ボランティア経験の社会還元」

目的を達成したのか、1つずつ確かめていきましょう。

1「開発途上国の経済・社会の発展に寄与する」

職業訓練校の指導員として活動。メインは電気理論の講義、実習指導。

難しい部分も多々ありましたが、自分なりに何故エレクトロニクスを勉強するか、

問題に直面した時にどう対応すればいいかを教えました。

計算能力が弱い、忍耐力に乏しい、興味がある時とない時の態度差が激しい、時間に遅れて

くる、納得いかないとすぐ口論に発展するなどナミビア文化の洗礼を受けました。

生徒が少しでも私の教えたことを活かしてくれれば、ナミビアの経済、産業の発展に寄与したと云えるでしょう。

2「異文化社会における相互理解の深化と共生」

ナミビアにとって日本は未知の国です。私にとってナミビアは未知でした。

まず現地語を勉強して対話を心掛けました。ナミビア国内を旅行して、国土の多様性を感じ

ました。ナミビアの歴史を知り、各民族の風習を学び、気候の変化を感じ、生活の厳しさを

体感しました。

中国との違い、日本の人口、言葉、和食、スポーツ、四季の良さを伝え、日本語の簡単な挨

拶を教えました。トレードフェアに隊員全体で参加し、日本ブースでたこ焼きをふるまい、

来場者とふれあいを通して日本文化を伝えました。

私はナミビアを良く知るようになり、また私と関わりがあったナミビアの人達には日本を伝

えました。たまに日本語で挨拶してくれるようになりました。

3「ボランティア経験の社会還元」

これは帰国後の話。

今現在の活動でいえば、当ブログ。

これを読んでいる貴方の為に書いています。

もし、貴方が少しでもアフリカ(ナミビア)に興味を持った、アフリカのどこにあるか調べ

た、ナミブ砂漠に行きたくなった、ヒンバ族みたいに赤土を体に塗りたくなった、サファリ

で野生動物を写真におさめたい‥ならこれ以上嬉しいことはありませんw

ナミビアの観光地は本当に素晴らしい、魅力的。

生活はともかく1週間ほど各地を巡って良いところだけ観光して、

満足して帰ると印象深い素晴らしい思い出になると思いますw


結論。

目的を達成したと自分で勝手に決めます!

良かった!

2年間お疲れ様でした。

今日もご覧いただきありがとうございます。

ご意見、ご感想、ご提案、苦情いつでも大歓迎。遠慮なくコメント下さい。

ではまた今度。