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just read an amazing book

2023.03.22 14:54

この前紹介した「アマテラスの暗号」を

読み終わったあとに読み始めた本を

つい先ほど読み終えました。


この本はかなり昔(7~8年くらい前?)に

ラジオか何かで紹介されていて読んで

みたいと興味を持った本。立ち寄った

古本屋さんで見つけたときにそれを

思い出して購入。それ以来ずっと積読

のまま。今となっては一体ラジオで

どんな説明を聞いたから興味を

持ったんだったか全く思い出せない。

だいたい自分が持っている本は、

はっきりと何で読みたいって思った

か覚えてるのに。


今回なぜか本棚から取り出して事前

情報を全く調べたりしないまま読み

始めた。読む時期が来たぞみたいに。

本のジャンルも知らない。

どんな展開の話なのかも知らない。


抑揚のあまりない静かに進んでいく

ストーリー。でもつまらない話では

まったくない。静かだけど、物悲しさ

が漂う話ではない。なんかそこに

あるってかんじ。大げさに何かを

訴えかけてこないし、だからといって

控え目すぎる感じもないちょうど

いいかんじ。でもどこにどう進んで

いくかが全くわからない。物語の舞台は

どこの国だろうか。それさえはっきりと

わからない。「で、なんでこの本読みたい

と思ったんやったかな?」という疑問が

読むたびに生まれつつ、それでもなぜか

時間があれば先に進みたくて読み

進めたくなる。かといって読みたくて

読みたくてたまらない!

続きが気になる!といった気持ち

を激しく駆り立てる本ではない。

でも静かに続きを読みたいと思える

すごい不思議な本。


かなり後半になっていきなり「これは

書き留めておきたい!」という自分に

とってグサリと刺さる名言がでてきて。

その辺りから読むスピードも上がって

きて、1日一回このブログをアップする

って決めていて、今日は日付が変わる

までにもうあと1時間とちょっとしか

なかったのに、読みたくてしょうが

なくてあともう少し。まだ大丈夫。

と結局最後まで読み終えてしまった。 


そしたらなんということでしょう。


あれ、なんかこの本すごいいい本

じゃない?


私なんかいますごい偉大な本に出会った

ことない?


私この本好きやわ。


これはずっと手元に残しておきたいわ。


ストーリーの全体像がわかったら

そういう気持ちが湧いてきました。


終盤の展開は予期していないもの

やったけど、最後まで読んでから

出てきた感動が全く大げさなもので

なくて、じんわりと感動が

にじみでてくるかんじ。


その余韻がブログを書いている

今もすごい。


It was a really great read.