フルマラソン大会への新たな疑問
フルマラソン構想分の予算を削除する『予算修正案』が出されましたが、反対多数で否決されました。(私はもちろん修正案に賛成しました)
朝日新聞でも大きく取り上げられています。
多数決は議会制民主主義における尊重すべき意思決定であり、結果は受け入れるほかありません。
ただ、
これまでフルマラソン大会を積極的に推進してきた川内鴻輝議員の討論で、どうしても気になる部分がありました。
※私も構図がよく分からないのですが、お兄さんの川内優輝さんは以前にTwitterでフルマラソンに疑義を呈している一方、弟の川内鴻輝議員は、フルマラソン大会を推進しています。
以下は記事の引用です。
—引用開始—
—引用終わり—
討論の中で、川内議員は以下のような趣旨の発言もしています。
「久喜地区と鷲宮地区を走る久喜マラソン、栗橋地区を走る栗橋関所マラソン(川内杯)、そして菖蒲地区を走るフルマラソンで盛り上げていくべきだ」
※正式な文言は、議事録が確定次第更新しますが、大意としては間違いないと思います。
列挙された3つのマラソンのうち、栗橋関所マラソン(正式名称:川内杯栗橋関所マラソン大会)は、いうまでもなく市のイベントではありません。
川内議員がディレクターとして実質の主催に深く関与するイベントです。
川内杯
https://www.shining-foundation.org/kurihashisekisyo-marathon
素晴らしいイベントと聞いていますし、 ぜひ今後も盛り上がって欲しいと思います。
また公共イベントと民間のイベントのコラボレーションが街を盛り上げる方法の一つであることは間違いありません。
しかしながら、
川内議員も走ることを業とする「プロランナー」という立場であること、
川内杯は自身が主催に深く関わっていること、
川内杯はスポンサーもつき一定のお金も動くであろうイベントであること、
以上3点を総合的に踏まえると、
川内杯と公共事業との相乗効果について
『自ら議場で言及すること』には、いささか違和感を覚えました。
「議員」という立場である以上、発言には留意する必要があると思います。