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泉北コモンズ(仮)

泉ケ丘駅前に「かいごの窓口」が。

2018.04.20 22:00

「泉北コミュニティ」2018年4月5日号の「堂々オープン」欄に、こんな記事が出ていた。


泉ヶ丘に「かいごの窓口」

介護の総合相談所「かいごの窓口 泉ヶ丘店」が泉ヶ丘駅前三番街2階にオープン。高齢者介護施設を多岐に渡り運営するシャローム株式会社が新設。ケアマネージャーが常駐し、介護に関する専門家が、初めての介護で困っていることや、介護認定に関する相談など住み慣れた街での安心の老後をサポート。同店では、セミナーも開催▽5日=シニアが活躍できる介護業界の裏側/シニアが活躍できる職種の紹介▽6日=眠った資格、活用しませんか?/無資格からでもキャリアアップ! 両日とも13時〜13時45分。セミナー参加者に景品プレゼントも。かいごの窓口の営業時間は9時半〜17時。土日祝も営業。(「泉北コミュニティ」2018年4月5日


我が家にもチラシが入っていて、こんな内容だった。

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かいごの窓口 泉ヶ丘店 4月2日(月)オープン!

介護のことでお困りなら、なんでもご相談ください

老後のことなら、何でも相談できる窓口が泉ヶ丘駅にオープンします

皆さまの疑問にズバリお答えします。

セミナー開催 時間13:00~13:45

参加回数によって粗品をプレゼント!

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ここから分かるのは、商店街でよくある、セミナービジネスの形を取っていること(まさしく「ほけんの窓口」の介護版)、そしてその内容は、(介護)職員のリクルートを主としたもの、ということだろう。

昨今の労働力需給の逼迫(ひっぱく)によって、介護・福祉業界の人出不足は苛烈を極めている(もともと、景気が悪化=労働力需給が緩和してようやく、介護・福祉業界の労働力不足が若干改善する関係にある。だから今は、そして長らく、本当にきつい。その結果、そこで働く人の働き方がさらに追い込まれるという悪循環に)。

そんな中で、ユニークなリハビリデイサービス「シャローム泉北 社労夢工房匠」(シャロームこうぼうたくみ)を始めるなど(※今はもう閉じている)、シャローム株式会社らしい取り組みだなと思う。

「なりふり構わず」を笑う人は、笑わせておけばいい。

そうやって、「何か」が起きた時に、人は「こんなはずではなかった」と嘆き、文句を言うのだ。


・・・そういえば、キャシー中島さんが、「老後という言葉はキライです。おとなの未来というべきです」とおっしゃっていた。

常々、介護・福祉業界にいる者こそ、認知症を恐れるような言葉を放つべきではない(むしろ、相応の年齢と認知症を抱えながら、人とともに幸せに生きることができる環境を整えるのが、介護・福祉の専門家だ)と思っているが、こういうのも、そうだろう。

おとなの未来のことなら、何でも相談できる・・・
おとなの未来の生活を誰に相談すればいいの・・・

といえば、いいよね?

未来のことを考えられるのは、人間だけなのだから。

「あなたは人間ですか?」と自他に問えばいい。