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鈴木桂一郎アナウンス事務所

なぜ66歳でボディビル大会に出たのか

2018.05.17 03:42

私は学生時代にウェイトトレーニングを始め、NHKに入ってからも、筋トレを続けようと思ったが、今ならブラックと呼ぶかもしれないが、24時間体制で仕事をしていて、仕事の時間とプライトベイトな時間を別けることができず、非常に忙しくて、ジムに行く時間を捻出する事が難しかった。更に筋トレ環境も、地方では、まだ十分ではなく、個人経営のジムはあっても、コナミやゴールドジムのようなスポーツクラブはなかった。

 アナウンサーとしての仕事は順調で、それなりに活躍できたし、満足した生活を送ってきたが、仕事を離れた時に何をしたいのか、忙しい間に考え始めていた。

定年後、何をしたらいいのか、どう時間を潰したらいいのだろか? 誰でも一度は通る関門である。私は、定年後どうするのか、現役中は、仕事に忙しく、仕事を優先に考えないと回らなかったので、ポスト定年を楽しみにしてきた。

筋トレは、40歳代後半を過ぎて、放送のメインから外れるようになって、再開し、定期的にジムに通うようになった。バイクは30歳前に免許を取り、40過ぎで大型免許を取り、ハーレーダビッドソンを買い、乗り回した。歌舞伎は、昭和の終わりごろから観てきた。茶道は、50歳前、NHK生活で一番忙しい時に始めた。俳句は、俳句王国と言う番組を担当縁から55歳から始めた。

NHK定年後、趣味の生活が拡がった。定年後は、古巣でアルバイトをしながら、趣味を楽しんでいる。筋トレは、9年前に、ジムをゴールドジムに変えて、筋トレ環境を変えた。筋トレ機材が豊富に揃っているので、ゴールドに変えたのだ。65歳で、完全にNHKを退職し、時間にゆとりが大幅にできたので、筋トレに打ち込むようにした。朝の時間を有効に使い、毎日ジムに通うことにした。ジムに通いながら、一つ目的を作ろうと、ボディビル大会に出場する事にしたのである。100日限定で、筋トレと糖質ダイエットで身体を作り、大会に出場し、決勝に残り、4位に輝いた。私にとってボディビル大会出場は、定年後最初のお祭りだった。