SRK-OH設立35周年記念、土地寄贈セレモニー
セレモニー出席者(左から)SRK-OH・遠藤社長、私、ブラフトン村長 ・ジョンソン氏、カップルズ氏
3月上旬、米州拠点視察のタイミングで、当社グループ初の海外拠点であるSRK-OH(アメリカ・オハイオ州)の設立35周年記念、土地寄贈セレモニーに出席しました。
当社グループは、この最初の海外工場設立を礎にして、現在は世界20ヶ国以上にグローバル展開し、防振事業では世界TOPシェア※に成長しました。
この成長や同社を35年にわたって支えてくれた地元従業員や地域社会への感謝の意を込め、地域の子どもたちのためのサッカー場用地として、SRK-OHの敷地の一部を寄付することにしました。
当日は、地元オハイオ州ブラフトン村のジョンソン村長のほか、市議会議長やスポーツ関係者ら約20名が出席されました。
あいさつの内容
私は、「当社グループは1988年にオハイオ州ブラフトンで最初の海外拠点を設立し、地域の皆さんに温かく迎えていただきました。ここでの成功を契機に、現在は世界20ヶ国以上に展開し、防振ゴムでは世界トップシェアを獲得するに至り、大変感謝しています。住友理工は2029年に創立100周年を迎えます。100周年以降も、地域に根差してがんばっていきたいと考えています。ブラフトン村では、サッカー場が必要とのことで、SRK-OHの土地の一部を寄贈したいと考えております。このサッカー場で育った子どもたちが、将来当社に入社してくれることを楽しみにしています」とあいさつしました。
ジョンソン村長は、「慈善活動、ボランティア活動、コミュニティイベントへの参加などによる、SRK-OHのこれまでの地域社会や地球環境への貢献は称賛に値します。これらの活動はゆるぎない支援となり、われわれの生活に大きな影響を与えました。ブラフトンコミュニティを代表して35年にわたる事業と友好関係に感謝します。その証としてこの盾を贈ります。今後も末永い発展と活躍を祈念します。サッカー場の土地の寄付に対しても感謝します。ブラフトン村も地域のためにできることがあれば、よろこんで何でもいたします。ありがとうございました」と述べられました。
寄贈した土地を利用して新しくできるサッカー競技場には、SRK-OHにちなんだ名前が付けられることが検討されています。
現地新聞社やテレビ局の取材もあり、翌日には各種メディアで報道されるなど、地域の一大イベントとなりました。
現地従業員の皆さんにも、私たちの気持ちが伝わっていれば、うれしく思います。
※自社調べ
いただいた盾
サッカー場になる予定のSRK-OH敷地