季節ごとのヨガ
変化していく四季のリズムに合わせ、心身共にスムーズに対応できるように、必要な動きと複数のポーズで構成されています。
<春>
草木が芽吹く季節です。
冬の寒さによるこわばりから、暖かくなると共に、身体は緩んでいきます。
同時に、新年度・新学期・新生活と、慌ただしくなりがちで、自律神経が乱れることが多い時期です。
気持ちの良い季節のはずが、色々と考えることで頭が忙しくなり、身体がゆるみきれなくなります。そのような状態の時には、腸内環境が乱れやすくなり、花粉と花粉に付着しているPM2.5等に過剰に反応して花粉症になってしまう方が多いのです。
食事にも気を付けて、解毒をしてくれる肝臓をケアする春のポーズでゆるりと過ごしましょう!
<夏>
恵の雨と、太陽の恵みの季節です。
しかし、梅雨の湿度は、身体にまとわりつき、内臓にも負担をかけます。
夏になると、更に気温も高くなり、汗をかいて、塩分・ミネラル分が不足しがちになります。それは、腸・肝臓・腎臓に影響し夏バテにつながります。
盛夏とも言うように、元気で活動的になる一方で、腰に負担が掛かる時期でもあります。
身体・内臓をケアし、暑さと湿度に負けない身体を作りましょう!
<秋>
いよいよ収穫の秋です。1年の成果を振り返る時期です。
物思う秋という言葉に表されるように、また少し頭が忙しくなります。
涼しくなるとともに汗をかかなくなるため、内臓の機能も変化します。
食べ物が美味しい季節ですが、朝晩の冷え込みで、気づかないうちに足元からお腹が冷え、腸内環境のアンバランスにより秋のアレルギー反応をしてしまう方も。
夏バテから秋バテにならないよう、ゆったりと心の収穫をあじわいながら過ごしましょう!
<冬>
心の収穫も無事に終わり、1年の締めくくり。
来年にまく種をより分け、春に向けてゆっくりと休息し、エネルギーを蓄える時期です。
汗をかくような激しい動きは避け、水分の補給に気をつけて、ゆったりとした深呼吸を心掛け、身体を温め、乾燥から身体を守り、免疫を高めて過ごしましょう!