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【インタビュー】② 結果を出して早く帰る営業マンがやらないこと

2018.06.07 21:00

今すぐ始められる働き方改革のプチアイデア

残業や休日出勤は少ないのに何故か結果を出している営業マンたちがいる。彼らたちは仕事効率を上げるため、日々業務と向き合い工夫し、実践している。今回は、「苦手なことは専門の担当者に任せ、任せたことの結果は受け入れる。休日出勤も残業もしない、年間受注額1.6億円のトップ営業」という営業マンが具体的にどのようなことを「省き」効率化を図っているかを紹介しよう。


ホームテック (本社・東京都多磨市)

リフォームプライス 横浜青葉店マネージャー
大倉一豊 さん

リフォームプライス横浜青葉店勤務。外資系の保険会社と不動産会社に勤務していた経験から、金融・不動産に係る相談ごとを含め、幅広いリフォームを手掛けている。仕事の傍ら二級建築士、二級施工管理技士等の資格を取得。受注高年1.6億円(2016年全社2位・2017年全社1位)のトップセールスマンである一方、子供のバスケットチームのお父さんコーチでもある。


ホームテック大倉さんが、やらないこと①

設計・施工の担当者の仕事に口を出さない

「各専門スタッフと連携プレーで仕事を進める上で各担当者の仕事に口を出さないようにしています。」と大倉さん。専門スタッフにも経験の幅に違いがあるため、営業としては受注できるようにあれこれ口を出してしまいがちだが、「口を出してしまうと固定観念が出てしまい、自由な発想が生まれない」ということで、割り切って担当者に任せている。連携プレーがうまくまわるようになることで、自身の仕事にも集中することができる。

ホームテック大倉さんが、やらないこと②

無理はしない。出来ることをしっかりやる

無理に仕事を取りに走りまわるより、仕事をきっちりやり遂げて満足してもらう方が次の仕事にもつながるという。紹介案件の場合は元々の紹介者にも喜んでもらえるように心配りを怠らない。また出来ることの引き出しを増やすために自己啓発に励むことも大切だ。大倉さんの場合は仕事の傍ら建築士や施工管理技士等の資格をとっている。また外資系の保険会社、不動産会社に勤務した経験で、金融や土地の取引にも詳しい。そのため不動産がらみの案件など大型リフォームの相談も頻繁に依頼される。

ホームテック大倉さんが、やらないこと③

手帳を持たない。スマホで全ての予定を管理

社内ネットワークのスケジュール表を活用する会社が増えているが、大倉さんはそれを効率的に使いこなしている。「携帯からも予定を確認できるので、大いに活用しています。手帳とスマホ両方をもつ必要が無いので、手帳は捨てました」。そうすることで手帳からの書き写しの間違いでアポの時間を間違えた…なんてことも防ぐことが出来る。大倉さんは、このスケジュール表に飲み会や少年バスケットチームの予定なども入れていて、仕事とプライベートのスケジュールを同時に管理している。


3回先のスケジュールまで約束する

ひとつスケジュールを管理する上で心がけていることがある。「3回先までスケジュールの約束をするようにしています」。 お客様との打ち合わせも、現調日はいつ、プランはいつというように、先方と今後の打ち合わせスケジュールを先々まで決めておくという。『また改めて連絡します』ではなく『3回先まで約束』が大倉さんのスケジュール管理の鍵となっている。


このように、設計や施工など専門分野は担当者を信頼し任せ、営業も闇雲に走り回まって取りに行くのではなく、出来ることをしっかりやって次の営業につなげていくなど、仕事の無駄を省き効率化を図っているようだ。


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