ポルトガル旅 アルガルヴェ12
アルガルヴェ編は終盤に。
サグレスの最終回で、メイン部分です。
サグレスの街の中心から要塞へは10〜15分ほど歩きます。
要塞に入ってからも広く、トータルでは結構歩くので、歩きやすい靴でいきましょう。
入り口近くの光景から⇧
地の果て感、伝わりますか?
いよいよ入り口です。
エンリケ航海王子の石碑。
要塞内には教会もあります。
小さくてシンプルな教会ですが、祭壇は美しいです。
ポルトガルの他の地で見る教会とは何か違う雰囲気なのは、要塞内の南の教会だから?
後ろ姿も素敵でした。
さてさて、メインを歩いていきます。
なんて、美しい、崖と湾、海と波のグラデーション。
10年ぶりに念願叶って、ゆっくりとここを歩けます!
正面の左端の岬が、ユーラシア大陸の最西南端のサン・ヴィセンテ岬です!
やっぱり遠いなあ。
ちょっとズーム。
他力でズーム(笑)。
美したたずまいですね〜。
愛読書、沢木耕太郎さんの「深夜特急」の終着点でもあります。
何時間でも見ていられる〜。
風が強くなくて、寒くなければ!
端っこ感。
当然ながらカモメさんをよく見ます。
かわいい看板には”洞窟”と。
そして、こちらの建物には”Voz do Mar"と書かれてました。
直訳すると”海の声”。
サグレス要塞はポルトガルの大航海時代を牽引した、エンリケ航海王子の航海学校が有った場所。
”Voz do Mar"は迷路というか、とぐろを巻いたような設計になっていて、もしかしたら、波や洞窟からの音などを聞いて分析したりするのに使っていたのかも(妄想)。
内部。
終点。
せっかく行ったのに、入場料払って入っているのに、つたない説明ですみません。
サグレス要塞でもサグレスのツーリストインフォメーションでも、パンフレットひとつくれなくて・・・オフシーズンだからだろうか?
もらえたのは地図のみで、細かい説明はありませんでした。
でもでも、ここに行けて本当に良かった。
”Voz de Mar"と灯台と、左の柵の下に洞窟があります。
私にとっては特別な場所で、この地に来れて、この地の果てで風を感じ、足を踏ん張って立ち、崖を見る・・・Pricelessです!
ちなみに、2月初旬のポルトガルは南欧と言っても寒いです。
当たり前です!(笑)
せめて暖を取ろうと、今回は北部ポルトガルは避けて、直接アルガルヴェ(南部)に入りましたが、やはり寒かった。
石畳攻撃は弱めとはいえ、吹きっさらしの大地です。
風がハンパない!
上の写真が物語ってます。
風になびくというか、なぎ倒される寸前の図。
万が一、出かける予定のある方はお気をつけください。
2月も月末になるとだいぶ春っぽくなるそうです。
続く・・・。