「かゆみ」治療とスーパーで売っている黒毛和牛は同じ効果を持っている?
「かゆみ」治療とスーパーで売っている黒毛和牛は同じ効果を持っている?
「かゆみ」を発症のしやすさは、女性が多い。
かゆみは女性の方が感じやすいということを書きました。
「かゆみ」について調べると「化粧」についてヤフー知恵袋などでヒットします。
その中で読んだレポートがこちら。
アトピー性皮膚炎患者のQOLと化粧品 ─化粧によるメンタルケアを含めて─
この中にこのようなデータが入っています。
化粧することでどのように自分をみせたいかについては、「肌をきれいにみせたい」がAD患者72%、健常人65%と両者とも最も多かったが、AD患者では「赤みを目立たなくしたい」が40%と2番目に多く、健常人では「目、口などのパーツをはっきりさせたい」が37%、「シミ、そばかすを隠したい」が23%だった。
ADというのはアトピー性皮膚炎のことです。
「綺麗にみせたい」についで「赤みを目立たなくしたい」
隠したいという気持ちが強いです。
でも、本来なら「目や口などのパーツをはっきりさせたい」
身だしなみと同時におしゃれとして化粧をしたいと思っている。
黒毛和牛となんの関係があるのか?
みやこ内科クリニックの近所にあるアオキスーパーで黒毛和牛の特売をやっていました。
そこで、ご高齢の夫婦の会話が聞こえてきました。
「これ柔らかいから、歯が悪くてもこれなら食べられたよね。」と男性
「久しぶりのお肉おいしかったね。買っちゃいましょうか?」と女性
「うん、買おう!!ちょっとずつ食べよう。」と嬉しそうにカゴに入れていました。
この風景を見たときに、なんとも幸せな気分になりました。
そして、アオキスーパーと黒毛和牛は素晴らしい!!
私も歯が悪くなったら黒毛和牛を食べます。
化粧も同じだと思います。
このレポートの中にこんな記述があります。
60%の患者が今の化粧品について満足していたが、40%は満足しておらず、その理由には敏感肌用化粧品は色の種類が少ない、落ちやすい、保湿力など、製品に対する不満の他、化粧品の使用方法や、自分にあう色がわからない、なりたい自分になれないなどの悩みも数多くあった。
40%の方は化粧を楽しめていない。
毎日仕事で化粧をしなければいけない人からすると苦痛なのかもしれません。
でも、肌に自信がなく化粧ができない人はしたいし楽しみたい。
黒毛和牛でお肉を食べられた夫婦のように楽しみが増えると思います。
できなかった、我慢していたことができるようになる幸せ。
そんなことを人生の先輩の会話から学びました。
アトピーや慢性蕁麻疹の方の「かゆみコントロール」が精一杯。
まだ、化粧を楽しむところまでの治療は難しいです。
私も少しでも力になれるように日々がんばります。