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彼岸島の時代背景-携帯電話からわかる明さんたちの世代観-

2018.05.21 02:15
◎形式:考察(文体ライト)

◎2017.12.30.Privetter掲載※一部改変

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    明さんの作風って時代を特定していくとすごく納得する。

    「女性恐怖症の男と男性恐怖症の女」の話も、単にエロティックなことに興味がある年代だからああいう話の創作につながったってだけではなさそう。

    実際文学史的にはゼロ年代世代の作家たちが文学を担っているし、純文衰退の危機に晒されていた時代でもあったから尚更当時の小説家たちは輝いたはず(あくまで文学愛好者の中での話とする)。

【例】大江健三郎、村上春樹、吉本ばなな 等

明さん、もしかしたら『ノルウェイの森』なんかもろ読んだかもしれないよね。

    ただ近現代文学の先生方曰く村上春樹については、

「インテリアとしておいておくだけでイケてる部屋」

という価値を持っていたらしい。だから当時の若者たちは村上春樹を読む読まないに関わらず、装飾品のひとつとして村上春樹の本を買っていた傾向が強かったんだね。



☆脱線☆

当時の一部男女間の暗黙のルールとして、女性を部屋に入れるか女性と部屋で二人きりになった場合は、セックスをしないとその女性に対して失礼だ、という思想があったらしい。(フリーの場合に限る)

このことも踏まえて考えて、もし明さんたちの地元の若者たちにもこの思想が一般化していたとしたら、明の童貞説はちょーっと危うくなってくる。



↓戻。

    で、確かケンはジミヘンファンだったでしょ、

活動期間が1963〜1970年になってるのよね。だからもし彼がリアルタイムでジミを応援していたなら論はおかしくなるけど、確かリアタイファンだと裏付けるようなシーンは無かったはず。48日後編でスマホ/iPhone持ってる奴らがいるから、仮に明たちが70年代に19歳(高卒)だったとすると、38年も経過してることになる。つまり48日後では明は57歳、あの漫画の世界観を考慮しても無理があるし第一絵的な描写がない。

    だからケンのジミヘンファンはリアルタイムなものでないとした方が適当。

    それに日本初のタッチパネル式携帯発売が恐らくiPhone3G(2008)(翌年Android)で、こっちに合わせて考えてみると、明たちが島に行って8年しか経ってないことになる。つまり48日後編での明の年齢は27歳。あんな激しい戦闘をするのに不自然ではない年齢。そこに二、三年のずれ(遅れ)があっても24〜26の間ということになり、まあ普通に社会人2年目とかその辺りかな。まだまだ若いし無茶もしようと思えばできる。

(ただ8年もかかるか?あの内容…っていう壁がね)

    2003年に合わせても最短5年、こっちはまだ無理やりねじ込める気もする。

    48日後編では明が本土に渡る前に、義手とか色々整えてもらっているから少なくとも3ヶ月は付加できそう〜。

(えっと、手引書によるとまり子を倒したのが2003年の出来事で、2003.3月末で決着がついたとすると、残りの雅戦を含めても4月には到達しづらい

で、6/17(47日後)に蚊をばらまくって言ってるからカウントは5/1始まり?譲歩してあり得るとしてもまだ2003年だから、スマホはちょっと…)

けどきたよ!!!!!2003年4月にカメラ付きPDAが発売されてる、時期的に最も妥当なのはGENIO e550Cタイプ(↓)

【https://ascii.jp/elem/000/000/339/339361/index.html】

形状も現在のスマホとそっくり

    だからまあ辻褄合わせに無理をしても、上がボタンの書き込みを端折ったPDA(GENIO e550C)、真ん中がガラケー、下は完全に謎(矛盾してる…;)


↓無理やりこいつ(真ん中の写真)に当てはめるか?ケンの携帯も僅かに端折られてるから、一番下はマニア精神でこの古きA.N.を持っているって言いたいけど、

これにカメラ機能はないし第一片手に収まる大きさじゃないからあり得ない

やっぱりあのコマにiPhoneがあるのはおかしい

    よって、やはりこの辺の描写には矛盾があるとしか考えられなかった。もしかしたら私が見逃しているところがあるのかもしれない。見落としていたり、勘違いしているところがあるかも分からない。

    が、いずれにせよ『彼岸島 48日後…』の世界観を楽しむには、「そういう世界なんだ」と認識しなければ前に進むことが出来ない。

(やっぱり、光司先生を倒すのは難しいと感じました。)