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ながまって化学〈子どもに抗菌剤〉

2018.05.21 07:32

厚生労働省は今月14日

抗菌剤の適正使用の手引きの改正案で

小児のいわゆる風邪には抗菌剤を投与しない事、

予防的にも投与しない事を推奨した。

(生後3ヶ月未満を除く)


風邪の原因病原体はウイルス。

抗菌剤は効果がない。

ただし長引いて二次感染した場合、

(副鼻腔炎や溶連菌や気管支炎など)

抗菌剤が必要になるため、

経過状態の見極めが重要。



とのこと。



江戸時代、

子どもは「七つまでは神のうち」と言われました。

いわれの由来は諸説あるようですが、

医学的には感染症での死亡率が高かったのでしょう。

それを考えると、抗菌剤は人類に多大なる貢献をしたと言えますが、

現代は逆に使い過ぎる時代になってしまいました。



本当に必要かどうか

的確に処方すべき流れになってきたのですね。