自分の容量を知る!自分で決めたわけではない仕事の量が多くて限界を感じてしまったら
仕事の量が多すぎて辛いという声は沢山聞きます。
特に年末に入ると気持ち良く区切るために駆け込みで仕事量は急激に増えることもあります。
仕事も慣れてきて難なくこなして
自信もついてきて
どんな仕事でも経験だと引き受けて
仕事の量も増えてきた時期。
ある日から小さいミスが増えて
上司からの指摘も増え
修正に時間が取られ
新しい仕事はどんどん溜まり
何も終わらなくなって
自分は仕事が出来ないと
自信も失ってしまった
そんな経験ないでしょうか?
出来る人だから
出来るだろう人だから
仕事を任せられたときは
自己評価も他者評価も上がっているので
喜んで受けてしまいます。
でも、ミスが起きてしまい上記のような流れになってしまっている場合は
完全に自分の容量を超えて限界となってしまっている状態です。
要領がいくら良くても
スケジュール管理がとても上手でも
物理的に対応出来ない量の仕事に追われる場面は実際に多くあります。
自分の業務を他の人に対して見える化することは非常に大切です。
認識をさせる・してもらうことで
容量を超えている場合は一時的に新しい仕事が増えない可能性があります。
出来る「だろう」やってくれる「だろう」が少なくなるとも言えます。
ただ、その容量の物差しも人それぞれなので非常に難しいポイントです。
処理能力の高さは人により異なりますが
仕事を割り振る人から
「自分ならこれくらい出来るだろう」という主観で判断をされたら仕事は増えます。
その場合の判断軸になるのが、仕事の進捗スピードや時間の使い方です。
進捗が遅れている場合などで初めて気づいてもらえることがあるので、ここで進捗の細かい報告も重要になってきます。
いつもより残業が増えているなどもわかりやすいですよね。
自分の仕事を見える化して進捗も共有することで、部署全体のタスクコントロールの向上につながるとも言えます。
当たり前のように抱え込んで共有が出来ていないと仕事に偏りが生じて多くても少なくてもモチベーションの低下を引き起こします。
多すぎると他のメンバーよりも働いている時間が長くなりますし
相応の評価をしてもらって初めて納得が出来ます。
少なすぎると信頼をされていないと思ってしまいやる気は下がってしまいます。
混在している場合は
仕事が出来る人の仕事量を見てしまって
信頼されたいけど自分には無理だと「将来性の不安」と考えてしまう人もいれば
膨大な仕事を抱え込んでいるのに仕事量が少なくて自分より早く帰る人たちを見て
なんで自分だけこんなに働いてるんだ?と「職場環境の不満」と考えてしまいます。
そのような状態では
仕事の少ない人に対して態度や出てしまったり、自分を保つために上から目線になってしまったりと
コミュニケーションの面でプレッシャーを与えてしまうこともあります。
お互いが公平性に対してそれぞれの立場から違和感を抱いてしまっていますので
ギクシャクしてしまう原因にもなりますね。
盲点なのが、仕事量を周りがわかってないと
終わるのが遅い=仕事が出来ないと誤解されてしまうこともあって
そういった印象は行動にも表れてしまいます。
実際は他のメンバーよりもとても頑張ってるのに
レベルを低く見られてしまったり
印象からだけで事実ではない評判を流されたり
アピールするためにわざと時間を使ってると思われてしまったら
それこそ報われない状況です。
実際に色々な人がいますし、色々な環境があります。
例えば
・時間は無限にあると考える人
・限界を超えさせる(出来るかは別)ためにあえて容量を超えさせる人
・担当が一人しかいないから、容量に関係なく必然的に仕事をすべて任せる環境
管理職は管理職、一般の社員は一般の社員で負う責任も異なり
構造的にそもそもの働き方として目指す場所が異なります。
同じように働かなくてもいいんです。
成長させようという気持ちはありがたいですが
ミスが起きて余計なコストをかけるだけでなく
自信を喪失してしまうと本人はたまったもんじゃありません。
担当が一人しかいなくて
タスクコントロール自体の意味合いが「すべてをどう要領良くこなすか」の場合はもはや逃げ道はありません。
これらの場合でやりにくさを感じてしまっていたら
仕事量ではなく、上司や職場との相性の問題になります。
自身のペースと会社のスピード感とのギャップなどはこういった理由から起きます。
ただ、その環境に合ったスピードに部下の能力を引き上げるのが上司の任務でもあるので
知らない間に確実に会社が求めているレベルの成長はしているはずです。
理想は自信を高めながら、成長を実感したいですけどね。
知っていると知らないでは取り組み方や心構えが変わります。
知った上で行動し、判断し、それでも限界を超えてしまった場合に、初めて転職などの別の道を進む選択をしても良いかもしれません。
仕事の考え方や壁の乗り越え方を紹介しております。
是非、読んでみてください。