OSIM Sundown Marathon Singapore 2018 -Sleep Can Wait-
日時:2018年5月19日(土)深夜〜20日(日)朝
スタート時刻:10キロ22:00、ハーフ23:45、フル25:00
場所:F1ピット
シンガポールでは、ほとんど毎週末何かのランニングイベントが開催されていますが、大抵の大会は早朝ランです。そんな中、深夜に走るマラソン大会が、このサンダウンマラソンです。
スタート&ゴール地点となるF1ピット裏庭?にはステージや給水所、スポンサーブースなどが並ぶ、マラソン大会おなじみの風景が。スクリーンには去年の大会の模様らしき映像も流れていました。私はハーフマラソンにエントリーしたので、11時45分のスタートのために1時間前に到着したら、まだ人はまばらでした。
スタート位置に並んでいる間、イベント慣れたMCがスタートゲート上から声をかけて盛り上げてくれます。この辺がシンガポール的?でも、もうすぐ日が変わるほどの深夜なので、MCの呼びかけに応える声は少しだけ(^^;; みんな早くスタートしてくれと思っていたのでしょう。待ち時間は暇なので油断すると眠気が襲ってきます。
(↑この写真はサンダウンマラソンのページから拝借。)
定刻を少し過ぎてスタート。F1ピットらしく?ピストルではなく旗振りのFlag Offでした。スタートはAからCまで3ブロックほどに分かれて順に走り出すウェーブ方式だったようです。私は張り切って早いタイムを申告して前方に陣取っていたので、渋滞もなくスムーズに走り出しました。あとでBウェーブだったランナーに聞いたら、Aウェーブから8〜10分も経ってからのスタートだったそうです。
深夜のマラソンは、特に良い景色が見れるわけでもないので、よそ見せずに黙々と走ります。コースは日頃よく走る道が大部分だったので気になりませんでしたが、初めて走る人には景色が楽しめないのは勿体ないですね。この日は少し風もあって比較的走りやすかったです。給水エイドステーションも2〜3キロごとにあるので、水を持って走る必要はありませんでした。ただ、給食はほとんどなく、バナナ補給所が一箇所あったそうですが、私は見逃してました。
日の出を見られるけど途中から暑くなる明け方のレースと、景色は楽しめないけど涼しめ&日焼けの心配はないレースと、どちらが良いかと聞かれたら結構迷います。個人的に夜のレースの良いところはこんな感じと思っています。
・早起きが辛くない(明け方4:30のスタートだと2:00起き!)
・公共交通機関が動いているのでタクシーで集合する必要がない
・朝から夜までしっかり食べて走れるのでお腹が空きにくい(早朝ランだと10キロで空腹を感じるのは私だけ?)
・日焼けしないので帽子&サングラス不要、心置きなくシングレットで走れる
・周りが暗い方が集中できる!(夜型人間の私だけ?)
特に日焼けは疲労度が増すので、日焼けしないことはかなり重要なポイントです。
無事完走して記念写真などを撮りつつ帰宅したのは朝4時近く。さすがにアドレナリンも切れて急激に眠気が襲います。もしフルマラソンだったら、1時スタートでまだまだ道半ば(!)な頃です。夜型人間の私でも、そんな時間まで走るのはちょっと想像できません。やはり深夜ランといってもハーフまでが限界な気がします。
比較的涼しくて、コースのアップダウンも少なく、とても走りやすい大会でした。ハーフマラソンまでなら、確かにSleep Can Wait でした。
朝が苦手なあなたも、シンガポールの深夜マラソンで、美ジョガーになりたい会?