【ツインレイ】臆病な男性レイ ②
前回 からの続きです。
出逢いからサイレント期間が訪れるまでは
ふたりが過ごす幸せな時間帯のひとつと言えます。
それまでの生活がまるで無味乾燥に思えるほど
相手レイとの出逢い以降は人生が色彩を帯び始めます。
とっくに諦めていたはずの幸せが
自分の手の平の中で輝き出したように感じるでしょう。
これらの感覚は男性レイも全く同じです。
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時間や空間、そしてお互いの価値観や気持ちなど
ふたりは実にたくさんのものを共有し合いながら
いつしか不動の信頼関係をも築き上げていきます。
ですが、手の平の中の輝きが増していくに従って
それぞれのエゴが目覚めのときを迎えます。
ふたりに共通する最も顕著なエゴとしては
コントロール欲が挙げられます。
「自分の思い通りにしたい」との欲望が出てきますが
相手が思うように動くことはほぼありません。
その為、このコントロール欲は
更にエスカレートしてしまうことが多くなります。
エゴによるコントロール欲だけではなく
女性レイは 心の闇 の出没にも苦しめられます。
ずっと目を背けてきたテーマが浮き彫りになったり
健康面や金銭面での問題も起きるかもしれません。
そして、息を潜めていた『幸せになることへの恐れ』と
『愛の受け取り拒否』が徐々に顔を覗かせてきます。
男性レイと共に在る幸せな未来を切望しながらも
男性レイの愛を受け取ることが出来ない女性レイ。
従来の自己承認の低さも加わり
男性レイを遠ざけてしまいたくなるでしょう。
このような女性レイの様子を目の当たりにしたとき
男性レイの心は瞬時に反応して不安を覚えます。
彼女を失うかもしれない
自分から離れていくかもしれない
僕の元から離れていかないで
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女性レイは内なる闇々と向き合っていることから
そのときは「離れていかないで」という
男性レイの悲痛な叫びを見過ごしてしまいます。
(或いは、気付きながらも敢えてスルーします)
それでも、後々になって振り返ってみると
男性レイの当時の不安と痛みが理解できるはずです。
「僕の元から離れていかないで」との訴え方は
その男性レイによってパフォーマンスが変わりますので
とても分かり辛いケースもあるかもしれません。
次回に続きます。