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無職中年、冒険の書

DAY30 カミーノ24日目 ムリアス〜フォンスバドン

2018.05.21 15:53

日本人にずっと会うことなくきていたのに、会うときは会うもので。


先行していた昨夜のご夫婦が途中のカフェで1人の日本人男性と話していたので少し同席。

お名前は伺わなかったけれど、もう何回もカミーノに来ている方とのこと。

なのでその方から聞いたこの先の情報を共有します。


・Manjarinのアルベルゲは虫の天国なのでお勧めしません

・Sarriaに泊まる人が多いが、人も多くてうるさいので、静かに過ごすなら次の街のBarbadeloのほうがお勧めです

・Sarria以降、人が増えてアルベルゲが混むのでプライベートアルベルゲを予約するか、ムニシパルならオープン前に着いて並ぶと良い

・TriacastelaからSarriaまでは通常19kmのルートだが、別ルートでSamos経由のルートがお勧め。Samosの修道院がとても美しい。

以上共有です。


さて個人的な話。


前回のルートの中での話を1つ書き漏らしていました。


情報を兼ねた、僕にとっては大事な出来事です。


アストルガの手前、13kmくらいのところに、1人の男性がやっているオアシスがあります。

売店ではないし、オアシス、としか言いようがないです。

ちょうど補給の少ないルート、アップダウンが続いた後にそこは現れます。

スイカをはじめとする果物、他にも飲み物や食べ物を好きなだけ。

お礼はDONATIVO(寄付)で。


(このしゃがんでいる人がここの大将)


でも寄付をしてくれというのも大きくは書いておらず、まあついでによかったら、くらいな感じ。


多くの人が聞いています。

「いくら払えばいいの?」


男性は都度答えています。

「べつにいくらでもいいよ。

僕にとっていくらもらえるかは重要ではないよ。僕にとって重要なのは、どれくらい喜んでもらえるかだから」


今の僕にこれを心から言うことができるでしょうか。

SMAPの歌詞を借りるわけではないけどね。

この男性は、このオアシスにおいてオンリーワンの存在です。きっと、この道においても。

ナンバーワンになれないことを恐れてずる賢く先回ってオンリーワンを気取って生きるしかなかった僕が、心から言えるでしょうか。


自分と向き合うのは疲れます。


周りの人がみんなキラキラ見えてしまいます。

自分のメッキを剥がして覗き込んでみるとだいたいいつもそうです。

他人を羨ましがらせるために必要以上に見せつけたものを剥がせば、パッとしない自分です。


まずはここから、もう一度再構築したいと思います。


<今日のワンポイント経験値 おまけ>

ラバナルで宿泊する人が多い中、僕はアイアンクロスに朝イチで行きたかったのでフォンスバドンまで足を伸ばしました。

アルベルゲはDomus Dei。

最初見たときは廃墟みたいで正直うーん、でしたが、元巡礼者が自分たちで教会を改装して運営している宿。




これまでのアルベルゲは営利なほうが快適なのもあってそういうところばかり選んでいましたが、宿の精神が、これが本当の巡礼宿なんだろうなという、教えに基づいた運営ということを感じさせてくれます。


一度はこういう宿に泊まってみてもいいと思います。


<今日の支出>

・食費 11€

・宿泊 10€(寄付制)

・薬代 3.5€

合計 24.5€



<今日の1曲>

イキツクシ / DADARAY