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(社)全日本空道連盟 大道塾静岡西道場

4月3日から月曜・金曜が稽古日

2023.03.27 15:00

 僕がよく知っている男から夜十時過ぎにメールが来て、

朝からお菓子を持ち歩いているのだがどうしよう、どう思う、と

尋ねてくる。

 彼は一か月も前に、贈り物を百貨店で買ってきたのだが、

どうにも渡すような機会を見つけられずに、

ずっと持ち歩いているのだと言った。

「だってお前があげるものなんだから、

まようことなどないだろう、相手はただでもらうんだ」と言ってやると、

彼は反論した。

「そうかんたんにものごとは、俺のまわりでは運ばないのだ。

もらった相手は迷惑だと感じるかもしれないから」

「それって危険物なのか、薬品とか、爆弾とか」

「いや詰まっているのは俺の、まごころだ」

 それを聞いて噴きだしてしまう。真剣に言っているからなおのことおかしい。

 たしかに、彼の言うとおり、彼のことを遠ざけたい人たちにとって、

まごころなどは煩わしいだけのしろものだろう。

 結局彼は、人にあげようと考えていた土産を、さんざん持ち歩いた挙げ句

家に持ち帰ったようだ。

 その商品を運ぶ予定だったきれいな手提げ袋は、

かばんのなかで傷がついて、

彼が上品だと思って買った外箱は角がへこんでいた。

 彼が見せてくれたとき、なんともいえない気持ちになった。

 けれど幾度も頭の中を経巡ってきた先の、

先端の上に立っている彼には今日一日の責任がある。

 これからだってなにもかもが彼に敵対するかもしれないけれど、

味方はいるのだ。それは僕だと、本人には言わないが、密かに思っている。


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 一昨日土曜日は、我らが師、東孝先生の三回忌で

東京・雑司ヶ谷へ行ってきました。

 その後、全日本空道連盟の幹部、支部長と会食で池袋へ。

 二か月に一度くらいお会いしているので、

まるで近所に住んでいるみたいでした。

 同期の精鋭をみかけて、語り合いたかったのだけれど、

ちょっと挨拶を交わしただけでした。

 彼は中量級の全日本チャンピオンだったし、

いろいろな格闘技にも挑戦してきた。DVDでも姿をみてきた。

 でも彼はそうしたことを鼻にかけたことはなかった。とてもいい男なのだ。

 いまでもお互いに宴会芸の達人として一目置いている、……んだと思う。

 今日月曜は、静岡西の定時稽古。

 桜の木の下で写真を。

 2023年4月3日から、静岡西同好会の稽古は

毎週月曜、金曜の19時〜21時に変わります。

 稽古では、強い当て身をしたりしません。

 小学5年生から、50代までみんなで空道を楽しんでいます。

 とにかくディフェンスができるように、

そして打撃だけ、あるいは投げ技だけ、もしくは寝技だけに頼らないで

動けるように考えています。

 すべての点で、総合的に動けるようになります。

 ストレス発散はとくい。

 ミットを打って、パンチをよけて、相手を地面に転がして。

 春になります。