働き方改革から働きがい改革へ。
2023.03.27 16:00
2019年4月に本格施行された働き方改革。
2020年2月、新型コロナウイルス感染症による自粛生活も相まって、
リモートワークや副業が広く浸透しました。
これは「働きやすさ」に着目し、整備したものです。
このとき「働きがい」は置き去りにされたままでしたが、
ここ最近の動向では「働きがい」を向上させる働きがい改革に
取り組む企業も増えています。
・・・・・働き方、働きがい。
確かに意味は全く違いますね。
厚生労働省によると、働き方改革は
「労働時間法制を見直して長時間労働を防ぎ、ワーク・ライフ・バランスを実現すること」と定義しています。
さらに「正規や非正規など雇用形態の待遇格差をなくし、どの雇用形態でも本人が納得して働けること」を掲げています。
一方、働きがい改革の目的は、働きがいを高めることです。
働く価値を感じ、積極的に仕事に取り組むようになることがゴールと言えるでしょうか。
働きがいがあると、企業の生産性も上がることと思います。
そして何より一人ひとりの能力、個性が発揮され、働くことが楽しくなるのでは、
と思います。
・・・ わたしは、社会人になった当時から1日の大半を仕事で時間を費やす。
どうせ費やすのであれば、精一杯、そして少しでもやりがいを感じたいと
思っていました。
社労士となった今もその想いは変わりません。日々の積み重ね、業務がキャリアアップ
そのものにつながり、そして自分自身の心も豊かになるのでは、と信じてやみません。