カルチャーショック第二弾
毎週と言ってもいいほどカルチャーショックを経験しております、ノコです。
日本は桜の季節でこちらも春がやってきました!
大好きなシーズンです。いかがお過ごしですか?
前にもお伝えしたカルチャーショックですが、まだあるのでぜひ最近あった3つのお話をご紹介したいと思います。
これは人種というよりは個人的な性格なのかもしれませんが、オリジナルは東ヨーロッパ出身の彼女。オフィスでは私の隣に座っているのですが、この間、誰か40€ありますかー?と私ともう1人の同僚に聞かれてお財布に50€の札一枚があったので、あるよーとペラペラと手で振ったら、一瞬のうちに私の手から奪い取り、「貸して!」と言っただけで部屋を出てってしまったのです。
こちらはあっけらかんの状態。
え?!何が起こった?
30秒して戻ってきたと思えば、明日返すから。
で終わり。
んーんん?これってアリっすか!?
カナダで1年半、フランスにはパリで3年、ここ南仏で4年いるのでトータルで9年近く海外で生活してますが、ここんなことは初めてです。
明日返すからと言った彼女は次の日テレワーク!
彼女から来週振り込みするからと連絡があり、そして忘れるからリマインドして欲しいと言うのです。
なんて人なんだ。
貸した側からリマインドってか??
呆気に取られましたが、まー返してくれればいい。
現金が必要な時のために財布にいつも入れている50€。嘘は大嫌いですが、やむを得ず今週末にその現金を使う予定があると言ったら、他人を介して2日後に戻ってきました。
やった。よかった!
今回からの反省点は、今後彼女に何か聞かれたらすぐ反応しないこと。
今回は笑ってしまうくらい、ビックリした出来事でした。
2つ目!
年1である仕事の面接でのこと。
入社してから一年目は仕事を一切くれない上司だったため面接は5分で終わり、その上司が辞めたらコロナ禍に突入し、去年は多忙なためその面接ができなく、やっと今年に去年を振り返えるための面談がありました。
○失敗したこと
○そこから得たこと
○成功したこと
○自分の目標
などなど
その質問の中で驚いたことが、
日本だったら、ちゃんと仕事しましたか?という確認の質問がきそうですが、
フランスではなんと
「ちゃんと休みましたか?」
という質問がありました。
さすがフランス!
というのもフランスの企業は社員に有給を取らせる義務があるようです。そうしないと違法になるからです。ちゃんとした法律があるんですね。
なのでフランスの有給取得率は100%だそうです。
私は因みに今年は有給は祝日以外で38日ありました。7週間以上も休めちゃうんです。それも3週間連日とかでも仕事に影響がなければ取れます。皆がとってるので、躊躇はしないで気持ちよく休めるので、オンオフの切り替えができるのです。
自分が働きやすい環境にいること、改めてカルチャーショックを受けました。
3つ目。
前に仕事で思ったことでお伝えしましたが、早く仕事をしなくていいと思って仕事をしてても、私のスピードは今だに早いみたいです。
実はこの間、締切があったり、日本との時差があるので、ご前中までに日本にメールを少しスピード少々アップして何通か送ったところ、同僚が私のスピードに追いつけなかったらしく、同僚からスピードを落としてください!と注意を受けました。
そこでなぜスピードが上がったかの理由を説明しても理解してくれず。頭の中にはてなマーク???がポンポンポンと消えずにいたので、私の彼にその話をしたら、スローダウンしろってことは、そこまで頑張らなくてもいいってことじゃない?もっと気を抜けばいいんだよと。
意外とポジティブな意見が返ってきました。
そーか。そーなのか。
メールもそこまで早く送らなくていいのか。
もっと遅くしろってか?
有給はたくさんあるは、仕事はスローでいいとはなんて天国なのでしょう。
またもや気が抜けてしまいました。
フランスで仕事に慣れてしまうと、もう日本で仕事できないかもしれません。笑
両国の狭間にいる私にはまだまだ理解し難いことがたくさんありますが、何事もポジティブに考えていくことが大切だと実感してます。
以上3つの出来事でした。