4年ぶりの再開にみんなで祝杯!!「にいがた酒の陣」へいざ出陣!!
こんにちは、ぐるっとキッチン編集部Mr.Kです。
突然ですが、みなさんは「新潟」って聞くと何をイメージしますか?
お米(コシヒカリ)、雪国(スキー場)、長岡花火、洋食器、最近だとラーメンなんかも有名ですよね。
そして忘れちゃいけないコンテンツがまだあります。
そうです、「酒」です!!
我が新潟県ですが、なんと酒蔵の数が日本一だそうです!!
その数は優に90を超えるとか…、スゴいですね~。
新潟の酒の特徴といえば…『淡麗辛口』!(日本酒素人の私でもよく耳にするワード)
「きれいですっきりとしていて、後に残らない、飲み飽きない」
みたいな意味らしいです。
また酒造りに欠かせない米と水。とくに米のお使い方は他県と比較してもとても贅沢です。
玄米を白米にし、さらに精米にする手間を一切惜しみません。
そして精米された米を磨き、その中の本当に良いところのみを残して、きれいでキリッとし
た酒が造られる訳です。
が故に、当然できる酒の量は非常に少なくなりますが、新潟の酒は「量より味」にとことんこだわります。
そして新潟県の特徴でもある冬の寒さや雪なんかもとっても重要だとか。
とにかくおいしい酒の要素が全部そろっているんです。
確かに新潟県の酒はよくおいしい、って言われますよね。
チョッと気になって調べてみたら、えらいもんで「日本酒のおいしい都道府県」みたいなランキングがちゃんとあるんですねww
こりゃ新潟1位っしょ!って見てみたら、なんと第2位でした…ww(ちなみに1位は島根県だそうです☝)
あと以前、「新潟の酒って一度呑むとそのおいしさの虜になる」って聞いた事があります。
もちろん県外にも銘酒といわれる酒はたくさんありますが、新潟の酒は県内外問わず人気が高いですよね。
そして、その素晴らしい新潟の酒の一大イベントがあるのをご存じですか!?
そう、それがこちらのイベント↓↓
『にいがた酒の陣 2023』です!!
聞いた事ある方も多いのではないでしょうか?
全国有数の酒どころ新潟県の地酒と食を全国の皆さんに楽しんで頂くことをコンセプトに、県内の酒蔵が一同に大集結するイベントです。
2004年に新潟県酒造組合の50周年を記念し第1回が開催され、回を重ねるにつれその来場者数は増え、2019年にはなんと2日間で14万人もの来場があったそうです!! 14万人ですよ!?
そしてこのイベントの人気のポイントは、酒好きの理想を具現化したようなその内容にあります。
出展者でもある酒蔵の皆さんが、来場者に自らの手で酒を振る舞うスタイルでしかもなんと飲み放題!!
この形がウケたんですね。
しかし、新型コロナウイルスの影響でその2019年を最後に中止を余儀なくされてしまいました(´;ω;`)ウゥゥ
(「酒の陣ロス」だった方もいたとかいないとか…)
昨年、感染状況を鑑みながら「酒の陣NEXT」として規模を縮小した形で再開。
そして今年、満を持して「にいがた酒の陣 2023」4年振りに本陣、再開です。
(公式HPより引用させていただきました)
前置きがかなり長くなってしまいましたが、早速出陣します!!
会場はお馴染みのこちら↓↓
朱鷺メッセ ウェーブマーケット(展示ホール)です。
(昨年のクールジャパンEXPO以来の朱鷺メッセです。それにしても空がキレイです)
看板の指示に従い2階へ向かってみると…
遂に本陣が出現!!
めっちゃカッコイいいっす!!
雰囲気ありますね~。
両サイドには杉玉もあります。
そしてこれをくぐると…
・・・・・!!!
会場1時間前ですがこの行列!!
まぁチケット持ってますし慌てて並ばなくてもいいんですが、やっぱ並んじゃいました。
今回の「にいがた酒の陣 2023」、1クール3時間、1日2回転の完全入替制、各回先着3,000名限定(2日間で12,000名限定)。
私は1クール目です。
ちなみに今回のチケット、発売日の深夜12:00発売開始でしたが朝には殆ど売り切れ!!
なんとか購入できましたが、まさにプラチナチケットです。
そしていよいよ会場内へ。
まだ試飲始まっていませんが、既に凄まじい熱気です!
各酒蔵の幟がいい雰囲気ですね。
ここで試飲用のトレイとチェイサーの水が提供されます。
ですが私、そのトレイを受け取りませんっ!!
スタッフ「お客様、これがないと試飲ができませんよ!?」
私「大丈夫です、試飲しませんから」
スタッフ「・・・・・?」
そーなんです、私は車で来ていますから飲めないんです!!
※スタッフの方、「こいつ飲まないのか!?」みたいな顔してましたww
その代わり今日は、お酒大好き当社営業Kさんと一緒に来ています。
私の分まで思う存分飲んでいただきましょう!
(Kさんが写真右下に写りこんでいますww)
イベント限定の盃を購入(これ買うのに15分並びました)。
出展酒蔵は全80蔵!!
すなわち県内の酒蔵のほとんどがここに集結しているわけです!
でも今日はぐるっとキッチンの取材で来ています。
目指す酒蔵は2つ!!
さっそく突撃です。
まずはこちら↓↓
今代司酒造㈱様です。
昨年の燕三条トレードショウの際に展示した当社若手女性グループ「Li:mmy」と佐渡汽船さんとのコラボで製作したぐい飲みをご覧になり、大変気に入って下さった事がきっかけでお付き合いが始まりました。
「是非今代司だけのオリジナルを作りたい!」とのお言葉をいただき、とてもありがたい事です!!
はなむけのために祝いのために 願いを託す酒『錦鯉』
ボトルがカッコいいんです。
中央の『IMA』。
牡蠣のための日本酒ってありますが、甘酸っぱさが際立つ白ワインを思わせる味わいが特徴で、魚介類にピッタリ。
洋食レストランやバーにも映えるパッケージ、もう日本酒は和食だけのものじゃありませんね!
そしてこの『IMA』のすごいところは、三条市出身の取締約 佐藤さんのご実家で作った米で仕込まれた酒という事。
自らが育てた米で酒を造りたい、という佐藤さんのこだわりと情熱です!!
その佐藤取締役がこちら↓↓
『錦鯉』を持って頂きパシャリ📷
撮影にも快く対応してくださいました。
そして、先に触れた「Li:mmy」とのコラボぐい呑みも完成したとかしないとか…
いずれにしても近いうちにいろいろリリースされる事でしょう。
これから長いお付き合いになるかと思いますが、よろしくお願い致します。
そしてお次の酒造さんがこちら↓↓
笹祝酒造㈱様です。
先月の東京ビッグサイトでのホテレスの際、当社ブースにてお酒を提供していただき、大変盛り上げてくださいました。
その節は本当にありがとうございました。
そしてその時振る舞って頂いた酒がこちら↓↓
スパークリング日本酒『祝吹(しゅくふく)』です!
「瓶内二次発酵」によるきめ細かい泡が特徴のスパークリングです。
「瓶内二次発酵」とは発酵過程の酒を密閉された瓶内で発酵させる製法で、ワインでは一般的のようですが、日本酒ではハードルが高く、この製法の日本酒は大変貴重だそうです。
笹祝さんは度重なるトライ&エラーを繰り返し、約2年を費やしこの『祝吹』を完成させました👏
ホテレスでお世話になった笹口社長がいらっしゃいました↓↓
「笹パンダ君」と一緒にパシャリ📷
満面の笑みで撮影に応じてくださいました。
相変わらずのサービス精神です!!
そしてこの笹祝酒造さん、この度麹づくりが体験できる「笹祝 麹の教室」なるキッチンスペースがオープンしました。
酒造りにおいて最も重要な工程でもある麹づくり、それを子供から大人まで誰にでも触れて感じてもらたい、という思いから開設したそうです。
そんな話聞いたら、ぐるっとキッチンとしては黙っていられません。
という事で後日取材決定ですっ!!(笹口社長から取材OKいただきました)。
さらにLi:mmyとの取り組みの話も順調に進んでいるようで、ぐるっとキッチンでは今後こちらも追いかけていきます。
はい、これにて取材終了~!!
「にいがた酒の陣 2023」は酒はもちろんですが、酒のあても充実していました。
お腹もすいてきましたし、飲めない分食うしかありませんっ。
Kさんと合流して食事といきましょう。
新潟県民のソウルフード「バスセンターのカレー」がありました。
私自身何十年ぶりに食べました。
日本酒にカレー!?って感じもしますが、これ食べながら飲んで人結構いましたww
私の地元、きんぱちさんのカニ汁。カニの出汁が良く出ていておいしかった~。
これ絶対酒に合うヤツです、飲みたいっ!!
(一緒にツブ貝の浜焼きも買いましたが、あまりの空腹と飲めないイライラから写真を撮る前に食べてしまいました)。
そして完全にできあがったKさんの酒のあてがこちら↓↓
いやいや、ガチですやんww
飲めない私を横目にぐびぐび飲むKさん、あ~飲みたいっ!!(2回目)
この牡蠣と合わせるために、今代司さんの『IMA』をもらってきているあたり、Kさん流石です!
このトレイに各酒蔵でもらった酒をストックして試飲するわけですが、Kさんの前には空の試飲カップがどんどん重ねられていきましたww
親父へのお土産に笹祝さんの古酒買いました。
気がつけば、我々のクールもそろそろ終了です。
帰る前に会場外の物販コーナーものぞいてみたら、当社の仕入先メーカー様がいらっしゃいました。
三宝産業㈱様です。
日々大変お世話になっているメーカー様です。
酒関連のアイテムを中心に出展なさっていました。
訳あり商品(在庫限り終売)が信じられない価格で販売されていましたよ。
一般の方は普段あまり目にする事がないパンチングのザルには皆さん興味深々でした!
真鍮製の霧吹き、珍しいですね。
通常¥8,000がなんと¥1,000!!
東京からの来場者の方がステンレス製のジョッキを買っていました。
お話しを伺うとこのイベントには何度もいらっしゃっているらしく、さらに燕がステンレスの産地という事もご存じでした。
なんか嬉しい!
さらにこちらのメーカー様↓↓
ササゲ工業㈱様です。
底が樹脂になっていてコースターの役割にもなっています。
「三作」という酒器のシリーズを展開しています。
かなりカッコよかったです、イケてます!
私自身こちらにこのような商品がある事自体お恥ずかしながらしりませんでした。
10年以上前からやっておられ、酒好きの間では有名みたいです。
日本酒って酒器も大事ですね!
チケットがない方もこちらの物販コーナーでの購入が可能でした。
とまぁ、いろいろ盛りだくさんでお届けしましたがこの「にいがた酒の陣 2023」、2019年以来の本格再開という事で、かなりの盛り上がりでした。
酒蔵さんが酒について熱く語る姿がとても印象的で、このイベントの復活を心から喜んでいるかのようにも見えました。
県外からいらっしゃった方々もたくさんいて、「新潟の日本酒はやっぱりおいしい」なんて会話がそこかしこから聞こえてきて、関係ない私までなんか嬉しくなりました。
今代司酒造㈱様、笹祝酒造㈱様のお話しを伺って、日本酒の奥の深さを感じる事ができたと同時に日本酒初心者の私ですが俄然日本酒に興味が湧いてきました。
接客でお忙しい中、本当にありがとうございました。
大人の男として、これから少しは日本酒も覚えていかなきゃ!!
と思いながら、今日も大好きなハイボールを飲むMr.Kなのでした。
(来年の酒の陣は取材なしで飲みたいっ(´;ω;`)ウゥゥ)
<おまけ>
せっかくなので、お隣の佐渡汽船さんまで足を運んでみました。
佐渡汽船さんといえば、Li:mmyとのコラボのぐい呑みがありますよね。
と思ってきてみたら、棚に商品がありません!!
実は売り場のリニューアルを控え一時的に棚が空っぽになっていただけでした。
4月から装いも新たに再開との事ですので、皆さん是非足をお運びください。
朱鷺メッセに来たらやっぱここの写真撮っちゃいます!
てゆーか2つ目の「I」の中に誰か入っていませんか!?
(すっかり出来上がってしまったKさんです。最終的にはただの酔っ払いでしたww。そーいえば、前にも同じ事した人がいたような…)